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「相当叩かれましたが戦い続けていましたよ。まあ見ていてください」小泉進次郎日本変革への決意

小泉進次郎氏インタビュー #2

source : 提携メディア

genre : ニュース

note

話すことが無くても一緒にいられる仲間が大事

――仲間、ですか。

小泉氏:
皆が万事不満無く、調整できる範囲しか動かないところは全く興味がありません。この風穴を開ければ、ボーリングのセンターピンを倒すように政策が次々と動き、社会が変わっていく。こういったところを見定めて、戦っていきたいと思いますね。石炭火力発電は、環境大臣としてまさにエネルギー政策のセンターピンだと。そう見据えて徹底的に戦った結果、風穴が空いてエネルギー政策全体が動いた、1つのわかりやすい例だったと思います。今後デジタル化など様々な分野において、こういうところが必要だと思うので、想いを同じくするメンバー達と頑張りたいと思いますね。

 

――ちなみに「2020年以降の経済社会構想会議(※)」は、まだやっていますね。最近はオンラインでやっていると聞いたのですが。

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(※)2018年に小泉氏を中心に発足された私的勉強会。若手議員ら30名程度で構成され、「チーム小泉」とも呼ばれている。

小泉氏:
ああ、ずっとやっていますよ。このコロナの間はリアルで会うのがなかなか難しかったので、メンバーのうち4,5人を1つのグループにして、1日多いときは3、4コマ入れて。30分1グループでそれぞれの近況を聞いて、「あーなるほど。いまこういうことを考えているんだな」と皆で共有していましたね。

――小林史明議員、村井英樹議員や福田達夫議員らがいましたね。

小泉氏:
なんかいいですよ。何も話すことが無くても一緒にいられる、そういう仲間が大事じゃないですか。用件が無ければ会えない相手じゃなくて。うん。それをオンラインでも出来ましたね。

――オンラインだと我々は取材しづらいですけどね(笑)。

小泉氏:
あー、出入りが外から分からないからですか。そういった意味でも政治家にとってオンラインは、今後かなり隠密行動を取るのにもいいですね(笑)。

政治家にとってオンラインは隠密行動をとるのにもいいですね

「そういうモードになると、マスコミは止まらないね」