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「花より男子」「ぎぼむす」を長寿番組「水戸黄門」「西部警察」が猛追!【自分史上最高ドラマ35~50位】

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44位 「俺たちの旅」(日テレ系・1975年)

主な出演者:中村雅俊、秋野太作、田中健

「俺たちの旅」主演の中村雅俊 ©文藝春秋

「青春のバイブルのようなドラマでした。おじさんになった今見直してみてどう感じるか確かめたい」(58・男)

「主人公のカースケみたいな大学生に憧れた。小学生なのに下駄をわざわざ買って履いていた」(54・男)

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「山下洋子役の金沢碧の“大人感”がたまらなかった」(64・男)

44位 「火花」(Netflix、NHK・2016年、2017年)

主な出演者:林遣都、波岡一喜、門脇麦

「火花」に出演した波岡一喜(左)と林遣都 ©AFLO

「徳永と神谷のコンビは林さんと波岡さんでしか考えられない。スパークスの漫才を思い出したようにまた観たくなる。実在の漫才師ではないのに無性にあの漫才が観たくなる」(50・女)

「芥川賞作品を実写化したドラマだが、ドラマってこんなに丁寧に作っていいの? と思うほど隅々まで丁寧に贅沢に作られている。主人公の漫才師としての10年をそっと見守るような感覚で、辛いシーンも多いが、何度も見たくなる不思議な作品」(56・女)

「最後の舞台のシーンはとにかく号泣しました。出てくる芸人さんの演技もとても素晴らしいけど、林遣都の演技が凄すぎる」(45・女)

44位 「西部警察」(テレビ朝日系・1979~1984年)

主な出演者:渡哲也、舘ひろし、寺尾聰、石原裕次郎

テレビ朝日45周年記念スペシャルドラマ「西部警察 WESTERN POLICE 2003」制作発表(左から:木村昇、池田努、舘ひろし、渡哲也、徳重聡、田山涼成、金児憲史) ©時事通信社

「最近よくある裏切りなどドロドロしたものは一切なく、仲間の信頼感、チームワークが最高で、安心して楽しめた」(59・男)

「高校生の頃、日曜日の夜8時が1週間のクライマックスなくらい楽しみで楽しみでしょうがなかった。渡哲也さん演じる大門圭介にホントに憧れていました」(54・男)

「牧歌的で子どもに媚びたドラマだとも思いましたが、それゆえ、いまだに登場する警察車両が印象に残っています」(49・男)

「現実離れしているが、見た後は必ずスッキリする」(68・男)

43位 「世界は3で出来ている」(フジ系・2020年)

主な出演者:林遣都

「世界は3で出来ている」公式サイトより

「林遣都が一人3役を演じ分けているのに、親密でやさしい空気が3人の間に満ちている」(73・女)

「ソーシャルディスタンスドラマ! もうこれは多くを語らなくても納得の素晴らしいドラマでした。本当に実力のある俳優さん」(49・女)

「今のコロナ禍の中のリアルを表現していて、多くの人達が心の中で感じていた不安や思いを取り出して見せてくれてた。ひとつの画面に林遣都3人が収まっても違和感なく作り上げられた編集技術も見どころ」(53・女)

「とにかく林遣都さんのお芝居が素晴らしすぎる。服装と髪型が少し違う程度なのに、ちゃんと三つ子がそこにいて、今までそれぞれの3人がどんな人生を歩んできた人物なのかが手に取るようにわかって何度見ても観たくなる」(80・女)

41位 「義母と娘のブルース」(TBS系・2018年)

主な出演者:綾瀬はるか、竹野内豊、佐藤健

「義母と娘のブルース」公式Twitter(2019年12月21日)より

「嫌なキャラクターが1人もおらず、新しく家族になっていく2人の過程にとても感動して毎週楽しみに観ていました」(57・男)

「笑えて泣けるストーリーがとてもよかった」(38・男)

「家族や愛のカタチはさまざまで、その中で精一杯生きているすがたが素晴らしかった」(47・女)

「コメディかと思ったら泣ける場面も多かった」(41・男)

41位 「高校教師」(TBS系・1993年)

主な出演者:真田広之、桜井幸子、赤井英和

「高校教師」の桜井幸子 ©時事通信社

「『ぼくたちの失敗』(森田童子)という曲が映像とぴったりシンクロして忘れることができない」(57・男)

「桜井幸子さんの演技がとっても良かった」(50・男)

「初めの展開は高校生が先生に恋をするほのぼのした話だったのに、中盤から近親相姦などドロドロする展開へ。ラストも予想外だった」(51・男)

「桜井幸子の凛とした女子高生に当時は釘付けでした。本当に可愛らしかった」(47・男)

 

40位 「僕」シリーズ(フジ系・2003~2006年)

主な出演者:草彅剛、小日向文世、大杉漣

「僕」シリーズの草彅剛 ©文藝春秋

「主演の草彅剛の演技があまりにも素晴らしかった。平凡な主人公が死と向き合いながら生きていく中で周りの人たちにも深い感動を与える様子は、今思い出しても涙が出てしまう(「僕の生きる道」)」(47・女)

「母親に病のことを告白するシーンが忘れられない。草彅剛さんは素晴らしい役者だと思った。シリアスながらもエンディングに流れる主題歌『世界に一つだけの花』のせいか、希望を感じさせるところも良かった(「僕の生きる道」)」(51・女)

「人生観が変わった唯一のドラマ。主題歌に影響されて、家に花を飾る習慣まで出来た(「僕の生きる道」)」(49・女)

「自閉症の青年を演じる草彅剛さんの眼差しに毎回胸が突かれる気持ちになった。セリフが無いシーンでも、いるだけで見ているこちらに訴えかけてくるような演技は、草彅剛さんの役者としてのすごさを強く感じた(「僕の歩く道」)」(51・女)

「不器用ながらも徐々に娘への愛情を深める父親役の草彅剛さんの変化が非常に真に迫り、子役のかわいらしさといじらしさも良かった。娘を愛していない、ときっぱり言い切る母親役のりょうさんもはかなげで美しいからこそ、追い詰められた様子がリアルだった(「僕と彼女と彼女の生きる道」)」(51・女)

39位 「コード・ブルー —ドクターヘリ緊急救命—」シリーズ(フジ系・2008~2017年)

主な出演者:山下智久、新垣結衣、戸田恵梨香

「コードブル―」公式サイトより

「個人的に医者もののドラマは好きじゃなかったのですが、コード・ブルーはお涙頂戴な今までの医者ものとは違って人と人とのつながりとかも描いていて見応えがあった」(35・女)

「若い医師たちの成長がその俳優自身の成長と重なって重みのあるドラマだった。権力者が出てこないのも良かった」(38・女)

「救急救命医として一人前に成長していく過程をリアルに表現したドラマ。自分と向き合うこと、人と向き合うことの大変さや素晴らしさが鮮明に伝わるドラマで毎週見入ってました」(42・男)

「ファンではないけれど、コード・ブルーの時の山Pは本当にカッコ良く見える」(56・女)

「若いお医者さんが、試練に耐えて成長していく姿がとても感動的だった」(68・女)

37位 「カルテット」(TBS系・2017年)

主な出演者:松たか子、満島ひかり、高橋一生、松田龍平

「カルテット」公式サイトより

「メインキャストの4人の会話劇が本当に上手くて面白くて、最終的に4人のことが大好きになっていた。生活をずっと見ていたいという気持ちになる」(22・女)

「最高のアンサンブルドラマ。唐揚げレモンのシーンは何度も戻してみました。椎名林檎さんの主題歌も素敵。脇役も最高で完璧なドラマでした」(50・女)

「放送当時、SNSを中心に物語の考察が流行っていたのをとても鮮明に覚えている」(33・女)

「それぞれの役に陰があり背景が丁寧に描かれていて感情移入することも多く、またサスペンスの要素もあり1話でも見逃せない」(45・女)

「1クールのドラマで終わってしまったのが信じられない。いつまでも4人で演奏していてほしい。自分も趣味で弦楽器を演奏するが、こんなアンサンブルをしたい」(50・女)

37位 「王様のレストラン」(フジ系・1995年)

主な出演者:松本幸四郎(現・松本白鸚)、筒井道隆、山口智子、鈴木京香

「王様のレストラン」主演の松本幸四郎(現・松本白鸚) ©文藝春秋

「三谷幸喜さんの脚本と松本幸四郎さん、山口智子さんの演技が抜群でした。泣いたり笑ったり、ほんと、続編が見たいって今でもすごく思っています」(57・男)

「古畑任三郎にも負けず劣らない三谷さんドラマの名作。数々のエピソードや困難を通して各キャラクターが成長を遂げる姿が観ていて頼もしく面白かった。第2弾が待ち遠しかったが未だ実現していないのが悲しい」(50・男)

「服部隆之さんの音楽が好きになったきっかけ」(50・女)

「登場人物がコミカルで人間臭くて大好き。カラッと笑って、ちょっとしんみりもして、前向きな気持ちになれる」(46・女)