昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

晴れた日は戸柱を起用すれば勝てる!? 気象予報士が指摘するベイスターズと天気の関係

文春野球コラム ペナントレース2020

2020/09/08

 晴れた日は、洗濯物をパーット(ン)外(ソト)に干せ(ホセ・ロペス)! 気象予報士の檜山靖洋です。晴れた日は洗濯物をぱーっと外に干して、パットン、ソト、ロペスに期待しましょう!

 さて、ペナントレースも折り返し地点を過ぎました。気象予報士的な野球の見方として、天気別の成績を調べています。例年雨に強いベイスターズですが、今年は晴れた日に圧倒的な強さです。

天気別ベイスターズ勝敗(9月3日まで)

晴れ  15勝6敗1分
曇り  5勝8敗2分
雨   7勝6敗
ドーム 4勝11敗

 ドーム球場では、ナゴヤドームで3連敗、東京ドームで3連敗と、6連敗中です。首位巨人を追うにはドームでの成績をなんとかしないといけません。そのための秘策はあるのか!?

©檜山靖洋

捕手併用、どんな日に誰を起用するべきか、気象予報士が提案!?

 時にはやさしく手のひらで転がすように扱い、時には厳しく叱咤激励する。妻はパートナーが行き詰まっているときに的確に指南し導いてくれる、そんな存在が良いなあと思います。近ごろ私は思うのです。妻はひとりに決めなくても良いのではないか、女房は何人かいても役割分担をすれば良いのではないかと。

 こんなことを言うと大変な誤解をされてしまうかもしれません。特に野球のことをよく知らない人(私の妻など……)には。もちろん、これは野球の話です。

 投手を支えるという意味からでしょうか、キャッチャーのことを「女房」と呼んだり、正捕手のことを「正妻」などと言ったりします。正捕手が固定されているチームが強い、優勝するとよく言われますが、近年は少し変わってきているように思います。昨年セ・リーグ優勝チームの巨人でさえ併用していました。ベイスターズも今シーズン、戸柱選手、嶺井選手、伊藤光選手、高城選手の併用です。ラミレス監督は、ピッチャーが誰とコンビを組むと防御率が良いのかを見て、キャッチャーを選択するといいます。では、天気別に出場キャッチャーごとの防御率を見るとどうでしょう。妻のご機嫌も天気によって左右されます。あ、深い意味はありません。

戸柱恭孝 ©文藝春秋

 今季、マスクをかぶった試合の天気別の防御率を調べてみました。

    晴れ  曇り   雨  ドーム
戸柱  2.21  4.28  2.29  5.64
嶺井  2.72  2.65  7.36  3.91
伊藤光 9.00  4.18  2.88  3.12
高城  2.88  4.50  13.50  3.00

(9月3日まで)

 例えばこのデータを参考に起用する選手を選ぶなら、晴れの日は戸柱選手を、曇りの日は嶺井選手を、雨の日は戸柱選手か伊藤光選手を、ドームでは高城選手を使ってみてはどうでしょう。そうすれば巨人追撃態勢も整うのではないでしょうか!