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熊谷、馬場、遥人…元阪神・横田慎太郎が語る同世代の“ゆかいな仲間たち”

文春野球コラム ペナントレース2020

2020/09/21

 皆さんこんにちは! 少しご無沙汰しておりましたが、僕は元気に毎日を過ごしています。また今回、コラムを書かせてもらえることになりました。最近は、関西に行く機会がとても増えているんです。先日、タイガースOB会長の川藤幸三さんとYouTubeチャンネルを開設しまして、その撮影のために週1回のペースで鹿児島から関西に行かせてもらってます。昨年9月に現役を引退してからは、実家を離れて鹿児島で1人暮らしをしているのですが、毎週こうやって飛行機に乗って遠くに行くのも気分転換にもなりますし、ありがたいですね。

あのイケメンをもっと甲子園で見たい

 近況報告はこれぐらいにしておきまして……。これまで矢野監督、藤浪さんとお世話になった人やチームメートについて書いてきましたが、今回は僕と同世代だった“ゆかいな仲間たち”についてです。ドラフトでは岩貞さん、陽川さん、梅野さん、岩崎さん、山本さんと先輩ばかりで高卒は1人だけだったんですが、その後、大卒の選手も入ってきて同い歳の選手は増えました。

 今、振り返ってみると、その中でも一番話をしたのは、熊谷です。17年のドラフトで入団してきたんですが、鳴尾浜の寮の部屋も近くて。最初は面識もなくて多少気まずかったんですが、すぐに打ち解けたというか、僕がイジられてましたね。いつものパターンです。静かに僕の部屋に入ってきて大きな声を出して驚かされたり……そんな思い出ばかりが蘇ってくるんですが。

 何と言っても、熊谷は、あの顔……めちゃくちゃ男前ですよね。あんなイケメンで、僕は顔で負けてるので、イタズラされても何も言えなかったです(笑)。うわ、顔で負けてるわ……って毎回、思ってましたね。あいつも、僕の目の前にやってきて“ブサイクやなぁ”って頬を叩いてくるんですよ。もちろん、冗談でですよ。そんな時は僕は“ムカつくぐらい格好良いな~”って返してました。あいつとは、そんな仲です。伝わりましたかね?

 今年は途中、1軍にも上がってヒットも打ってましたし、頑張ってるなと思って見てました。内野も外野も守れて、足もめちゃくちゃ速い。スイングスピードも年々速くなっているんですよね。あのイケメンをもっと甲子園で見たいと、ファンの方も願ってますよね?