驚くべき“薬物パーティ”の実態
「伊勢谷さんが大麻などを使用するときは、ほとんどが自宅や友人の家で、ホテルを借りるなどは全くありませんでした。パーティを共にする仲間はアパレル系で名が売れている人や、クラブ経営者など、周囲からはイケてると思われている“界隈の人”が多かった。さらに、前々から沢尻エリカさん(34)なども頻繁に出入りしていたバー『X』のオーナーらとも絡んでいました。その『X』は著名人も含めてたくさんの薬物使用者が出入りしていることで有名だった。以前は、ジャンケンなどのゲームをして、負けたら薬物を使用するというような“遊び”が行われていたのです」(伊勢谷を知る人物)
そんなパーティを開いていた伊勢谷だが、コロナ禍による事情の変化があったと、伊勢谷友人のA氏は証言する。
「薬物使用者の間では、今年の5月ごろから、コロナの影響で海外への渡航が世界的に禁止されたことで、薬物の流通量が激減したのです。その結果、大麻以外の薬物の入手のハードルが上がり、手に入らなくなった。伊勢谷さんの周りも例外ではなく、入手が困難になったのか、周囲に『用意できないか』などと聞いていたようです」
今回注目されたのが、伊勢谷容疑者が逮捕されたタイミングだ。出演するドラマ「未満警察 ミッドナイトランナー」(日本テレビ系)が9月5日に最終回を迎えたばかりだったことに加え、逮捕の数日前には、吉永小百合(75)主演の映画「いのちの停車場」で、自身の出演シーンの撮影を終えたばかりだった。まるで仕事が一区切りつくまで逮捕を待っていたかのようだったが、「逮捕の直前までは過密スケジュールもあり、薬物の使用は控えていたはず」と明かすのは別の知人B氏である。
「伊勢谷さんが薬物を常用しているのは公然の秘密でした。ただ、ドラマや映画の撮影が立て込んでいた伊勢谷さんは、最近は薬物の使用を控えている様子だったんですけど。『いのちの停車場』の撮影を終えた直後、伊勢谷さんは『良いのが撮れたよ』と満足そうに話していました。そこで気が緩んだのかもしれません。
本人は元々警戒心が強く、一緒に薬物を使用する仲間以外に薬物の存在を見せることは、ほとんどありません。しかし、自宅で薬物を所持することがあり、それを見た周囲の友人から『念のため、自宅に薬物を保管しておくのをやめた方が良い』と忠告を何度か受けていたようです」
伊勢谷容疑者には、自分だけは捕まらないという妙な自信があったのだろうか。なぜ薬物に手を染めたのか、本人の供述が注目される。
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