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【好きな芸人ベスト30発表】東京03、アインシュタイン、ニューヨークが大躍進! 激変した2020年の勢力図

【好きな芸人ベスト30発表】東京03、アインシュタイン、ニューヨークが大躍進! 激変した2020年の勢力図

23位 ミキ「なつかしい漫才スタイルでありながら新鮮」

 2019年から活動拠点を東京に移した「第七世代」ミキが23位に(前回28位)。実の兄弟でもある2人の叔父は上岡龍太郎ということでも話題になりました。亜生(32)は、実写映画「ライオン・キング」ティモン役で初の吹き替え版声優を務めています。

ミキの亜生(左)と昴生(ミキ昴生公式Twitterより)

「昴生さんの声が高めですごく癖になるし、亜生さんの多彩なボケも面白い」(15・女)

「なつかしい漫才のスタイルでありながら新鮮な感じがする」(59・男)

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「仲の良い兄弟は見ていて気持ちがいい。普段の会話が漫才になるんだから素晴らしい」(67・男)

「兄弟の漫才の中に、兄弟愛がある」(13・女)

「テンポも早く聞きやすい。ただちょっとだけうるさい」(18・女)

「2人ともとてもチャーミングなので少々煩くても許せる気になる。バラエティ番組でよく見かけるようになったが、願わくは漫才に専念してほしい」(60・女)

「たまに昴生の声が聞きたくなる」(45・男)

「『兄弟漫才』に旋風を巻き起こした。あんまり言っちゃ悪いけど亜生さんの方が好きです」(13・女)

22位 ニューヨーク「この1年で好感度がブチ上がり」

 前回圏外から見事22位にランクインしたのは、結成10年を迎えたニューヨーク。「時代の流れにあえて逆らったようなエッジの効いたネタが凄い実力コンビ」(21・女)と、毒のある笑いが人気を博しています。また、「キングオブコント2020」のファイナリストにも選ばれています。

ニューヨークの嶋佐和也(左)と屋敷裕政(ニューヨーク屋敷裕政公式Twitterより)

「アラフォーのお笑い好きに刺さるセンスとエッジの効いたネタが素晴らしい。これまで揉まれて鍛え上げられた瞬発力と底力が、1年前から始めたYouTubeチャンネルで花開いた」(42・女)

「性格が悪いと誤解されがちなコンビだけど、実は思いやりがあり性格も良い。テレビで奮闘する姿、ラジオで反省する姿など、1番リアルな芸人ドラマを見せてくれる」(27・女)

「とにかくゲストをひきたてるのが上手。屋敷さんは真面目で聞き上手でMC肌。嶋佐さんは芸術肌の愛されキャラ。この1年で好感度ブチ上がっています」(27・女)

「毒のあるネタが好きだから」(17・女)

「屋敷の人を馬鹿にしたようなツッコミとセンスの塊のボケ嶋佐のバランスが良い。最近ではYouTubeにも力を入れていて、自粛期間の私の元気の源はニューヨークでした」(22・女)

「誠実さがにじみ出ていて大人の女性に人気があるのが本当によくわかります。もっと売れてほしいけど、泣き言いいながら弱っている情けない表情も可愛い」(55・女)

「偏見と毒舌のネタが中毒になる」(32・女)

「ネクストブレイクと言われ続け早5年、今年こそ大ブレイクして欲しい」(17・女)

「皮肉と偏見をスマートに笑いに変えていてすごい。多少嫌われても自分たちの面白いことをやり続けて欲しい」(26・男)

21位 すゑひろがりず「伝統芸能風の漫才は誰にでも勧められる」

 21位はすゑひろがりず。日本の伝統芸能である「狂言」を取り入れた和風ネタが面白いと前回圏外から見事ランクインです。「文春オンライン」のインタビューで、ノリで始めた「狂言風」のネタを「本ネタにしろ」とアドバイスをしたのはミルクボーイだと明かしています。

すゑひろがりずの南條庄助(左)と三島達矢(すゑひろがりず三島達矢公式Twitterより)

「老若男女誰にでもすすめられる。ネタもよく練られていて何度同じネタを見ても笑えます」(19・女)

「見ていて暖かい気持ちになる。ボケ担当三島さんの和風変換などの大喜利力がすごい」(20・女)

「伝統芸能風の漫才やコントが面白いし、人を傷つけないネタなので子供にも勧められる」(48・女)

「狂言などの古典芸能をベースに現代の言葉を巧みに古語に変えていく様は小気味いい。コロナ禍の休校時には小学生の息子が彼らのYouTubeの『あつまれどうぶつの森』のゲーム実況をゲラゲラ笑いながら観ていて、こちらも救われた」(46・女)

「文学部出身の私には超ツボにはまります」(60・女)

「見た目が怖いけど、笑った顔が仏のよう」(30・女)

「コロナ禍で気持ちが落ちている時に救ってくれたのがこのコンビ」(32・女)

「唯一無二の芸風で古風を売りにしているが、明るくて可愛らしく癒やされる雰囲気なので、とても現代にマッチしている。コロナ禍で落ち込んでるとき励まされました」(38・女)

「鼓の音も気持ちいい。古語への興味も一層湧いてくるアカデミックさも面白い」(45・女)