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”埼玉の北欧”・飯能のムーミンバレーパーク、衝撃の「インスタ映え度」だった

2020/09/27

genre : ライフ

森にはムーミン谷のみんなの息吹が

ムーミン屋敷とコケムス。コケムスではジオラマでムーミンの物語を体感することができる。

「はじまりの入り江」を抜けると、いよいよムーミン谷エリア。

 ここではムーミンの物語を体感できるほか、ムーミン谷の仲間たちの息吹を感じることができる。ムーミン屋敷は原作者であるトーベ・ヤンソンが残した図面や、友人たちと手がけたジオラマの要素を基に、原作から再現。

 ムーミンの部屋はもちろん、屋根裏部屋にパパが執筆を行う書斎があるなど、物語を想起させる仕掛けが満載です。

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スナフキンのテント。おさびし山エリアと呼ばれるパークのエリアにひっそりと佇んでいる。

 ムーミン谷の奥にはあのスナフキンのテントもあるという憎い演出も。

 遊牧生活を行うスナフキンは自由と孤独、音楽を愛するクールなキャラクター。そのイメージ通り、彼のテントはおさびし山エリアという、ムーミン谷エリアからは少し離れた場所にあります。耳を澄ますとスナフキンのギターの音が聴こえてくるような気がします。

 パークのそこかしこにはかの有名なスナフキンの名言はもちろん、作品内の印象的な言葉が隠されています。そんな物語のかけらを探してみるのも楽しみの1つかもしれません。

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