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2020/10/11

いつもマリーンズは逆境で日本一のファンが後押ししてくれる

 6日のバファローズ戦は完封負けを喫したが翌7日のゲームでは選手たちが躍動した。初回に先制3ランを放った井上晴哉内野手は「いない人の分まで力を出し切る。闘志を燃やしていく」と語った。

 頼もしき選手たちの活躍を試合後の井口監督は称え、そしてなによりもファンに感謝をした。「ファンの皆様の支えあっての勝利。これからもファンの皆さんと共に戦っていく。ファンの皆様の期待に応えるには勝つことが大切。今日の勝ちは大きい」。そしていつも以上に長くスタンドを見続けていた。

 いつもマリーンズは逆境で日本一のファンが後押ししてくれる。98年に18連敗をした時に「俺たちがついてるぜ!」と歌い背中を押してくれた。05年、福岡で行われたプレーオフ第2ステージでは勝った方が優勝という最終戦でレフトスタンドに陣取るファンは「I BELIEVE」と自らが作ったタオルを掲げベンチの選手を勇気づけ1点ビハインドの8回に2点をとり逆転。31年ぶりの優勝をたぐり寄せた。そして今。ファンは「コロナに負けるな千葉ロッテ」と声をあげてくれている。こんな幸せなチームはない。改めて感じさせられた時となった。

 マリーンズの今年のチームスローガンは「突ッパ!」である。イレギュラーな形で始まったシーズン。様々な苦境、逆境がある中で井口マリーンズはファンと共に乗り越える。日本一のファンと一緒にレギュラーシーズンを1位で突破してみせる。10月7日、試合後、帰路につく井口監督の背中が力強く、そう語っていた。

梶原紀章(千葉ロッテマリーンズ広報)

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