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階段で小指、咳であばらが。毎年のように骨折してしまう

野宮 私は、今年60歳になりましたけど、なかなかいろいろあるのよね(笑)。更年期を乗り越えホッとしたのも束の間、女性ホルモンが本当にゼロに近くなってしまって。婦人科の先生に「砂漠状態ですね」と言われちゃった。砂漠に自分ひとりが佇んでいる絵が浮かびました。ザワーッて。

一同 あはははは(笑)。

野宮 というのも、骨折したのがキッカケでわかったんです。最初の骨折は56歳の誕生日。ボウリング大会をやったら、転んで手首を骨折してしまって。それまで骨折なんてしたこともなかったのに、それからはもう毎年のように。階段につまずいて足の小指の骨が折れたり、咳であばらが疲労骨折したり。それで、骨密度を測ってみたら、スカスカ。骨粗しょう症だった。

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渡辺 えーっ!

骨粗しょう症で顔もたるんでいくんです

松本 昨日ちょうどネットで「顔の骨も骨粗しょう症になるからたるむ」っていう記事をみつけました。

野宮 そうなの。顔の骨もスカスカになって縮む。

 

渡辺 ウソッ?

松本 それで皮膚があまって間延びするんだって、顔が。すると、白目がすごく目立つようになって、鼻の穴も大きくなると思うの。

渡辺 ショック!

松本 目の下睫毛の生え際、粘膜の部分があるじゃない。ここもたるんで悪目立ちしてくるから締まらない顔になるんだけど、だからといって、上だけアイラインをしたり、目を囲ってしまうと、もっと間延びしてしまうのね。そういう場合、ヘアメイクさんに教えてもらったんですけど、ベージュにちょっとオレンジが入っている色のライナーがあるから、それでちょっと赤みを入れるの。

野宮 赤みを?

松本 要は肌の色。若い人って、白を入れるじゃない、ハイライトに。でも、私たちがそれをやると……。

渡辺 ちょっと怖い。

松本 そう。私は「セルヴォーク」のシュアネス アイライナー ペンシル、03番。目のキワのテカリを抑えるだけで違うと思う。

渡辺 間延びした顔がちょっと引き締まるんだ。

野宮 やっぱり、若いときと比べたら、顔のパーツの位置って変わるよね。瞼もどんどん下がってくるし。あと、首のシワね。たるんだ皮膚が何かに似てると思ったら湯葉だった(笑)。