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「迷い込んだら二度と出られない」という意味の砂漠はどれ?

日めくりクイズ『カラー新版 地名の世界地図』より#1

2020/10/12

source : 文春新書

genre : ライフ, , ライフスタイル, 歴史

「迷い込んだら二度と出られない」砂漠とは?

 正解は「タクラマカン砂漠」でした。

 東西に1000キロ、南北に400キロという中国で一番大きい砂漠ですから、たしかに迷い込んだら二度と出られないかも……。

 名前の由来には諸説あり、こちらはウイグル語での解釈と言われています。他にも「死の世界」や「不毛の地」という意味だとする説もあるようです。タクラマカン砂漠は、鳥取砂丘のようにサラサラの砂でできた「砂砂漠」なので、風などで常に地形が変わってしまい、とても迷いやすいそうです。

(写真はナミブ砂漠)ⓒ21世紀研究会

 ちなみに、サハラ砂漠はアラビア語で「荒れた土地」という意味。こちらは砂砂漠ではなく「土砂漠」といって、赤茶けて硬くしまった土地が一面に広がっています。かつては、アフリカ大陸の西部から北部まで、イスラム教徒たちがこの砂漠を通って金を運んでいたのです。そうしたことから、アフリカに黄金の王国があるという伝説が生まれたのでしょう。

 ゴビ砂漠はモンゴル語で「植物がまばらに生えた土地」という意味です。こちらは「礫(れき)砂漠」と言って、石ころがゴロゴロ転がっている種類の砂漠です。サルイイシコトラウ砂漠はカザフスタンの南東にあります。グーグル・マップで航空写真を見ると、砂漠の中に一本の川が流れる不思議な光景です。

カラー新版 地名の世界地図 (文春新書)

21世紀研究会

文藝春秋

2020年9月18日 発売

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