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「AV墜ちしろと言われると腹が立つ」元アイドル20歳が語る“卒業後”

元夢みるアドレセンス・京佳さんインタビュー#2――アイドル戦国時代を振り返る

2020/10/10
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――今年1月22日にはアパレルを中心とした株式会社KYOinc.を設立して。

京佳 去年の夏頃に生きるモチベーションが下がっていた時、夢アド時代からの相談相手から「京佳、会社を起ち上げないの?」と言われて、「女社長ってカッコいい!」と思って。その勢いで会社を作りました。もっと自由に活動するために作った会社です。会社があるというだけで動ける範囲が広がりますから。ここまで生き急いでしまって、自分の人生に飽きていたんですけど、会社経営という楽しみを見つけました。やりたいことはたくさんあるんですよ。渋谷区か港区あたりでアイドルの卵みたいな子が働ける会員制のバーを開くとか。

――ちょっと怪しい匂いがしますね(笑)。

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京佳 いやいや、いかがわしい店じゃないんです(笑)。いまもバックに悪いブレーンがいるわけではなく、クリーンにやってますから。これはマジで。夢アド時代からの相談相手にも役員で入ってもらっています。

――怪しいところから仕事のオファーがくることはありますか?

京佳 あります、あります。撮影会とかAVとか。怪しいオファーは基本無視してます。

 

「私にとってアイドル時代は…」

――ご自身の芸能活動はどうですか? 先ほど話していただいたようにセルフプロデュースで写真集を制作して、最近は音楽活動も再開しました。

京佳 今年に入ってから「音楽をやりたい」と思うようになって、自粛期間中に歌詞を考えて、作曲家を捕まえて、宅録したんです。MVも100万円かかるところを20万円でやってもらいました。京佳にとっても新スタートだけど、MVチームも編集経験はあっても制作は初めてだったので、みんなでイチから始めることが楽しかったです。

――今後はどんな活動をしていきたいですか?

京佳 カリスマになる為に、この業界でずっと生きていきたいと思ってます。グラビアもやるし、歌うし、服も作るし、ボランティア活動もしたいんです。

 

――京佳さんにとってアイドル時代はどんな時間でしたか?

京佳 夢みるアドレセンスは青春だったし、アイドルだった自分も大好きでした。「捨て猫」だった私をグループに選んでくれたプロデューサーと、アイドルとしての京佳を育ててくれたファンの方とメンバーには感謝してます。いまはアイドルレースを降りて、誰よりも成功したいと思ってます。

京佳/1999年生まれ。2012年からアイドルグループ「夢みるアドレセンス」で活動。2019年にグループを卒業。今年9月より、プレミアムコミュニティプラットフォーム・Mi-glamu(ミーグラム)でファンクラブ「京佳の秘密部屋」を開設。京佳のギリギリのグラビアが週4回更新される。

写真=川しまゆうこ

 今年9月より、プレミアムコミュニティプラットフォーム・Mi-glamu(ミーグラム)でファンクラブ「京佳の秘密部屋」を開設。京佳のギリギリのグラビアが週4回更新される。

https://mi-glamu.com/kyouka

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