草彅剛(46)が主演し、現在大ヒット中の映画『ミッドナイトスワン』。この作品について香取慎吾(43)は、9月に出演した番組「7.2 新しい別の窓」(Abema TV)でこう語っている。
「本当に素晴らしかったですよ。僕はちょっとやばかったです。今も思い出すと涙が……。InstagramやTwitterにも書いたんですけど、僕はお芝居を辞めようと思いました。作品全体もそうですし、草彅剛という俳優も昔から好きなんですけど、素晴らしすぎて……。SNSには“辞めないけど”と補足したけれど、観たその日は“辞めよう”で1日を過ごさせてもらったくらい、こんなに素敵な俳優さんがいるなら自分なんてもういいやって思っちゃった。作品全体も本当に涙が止まらなかった」
SMAP時代から特に仲が良いメンバーとして知られた二人。過去には楽観的すぎる草彅を心配するような発言が多かった香取だが、今回ばかりは、草彅の演技の素晴らしさに、大河ドラマ「新撰組!」をはじめ数々の作品で主演してきた香取が「お芝居を辞めよう」と思ったのだという。
物語は、故郷を離れ、新宿のショーパブのステージに立ち、ひたむきに生きるトランスジェンダーの凪沙(草彅剛)が、育児放棄にあっていた少女・一果(服部樹咲)を養育費目当てであずかるところから始まる。あなたの母になりたい――。一果との生活の中で、凪沙の中にはかつてなかった感情が芽生え始める。
9月25日(金)に全国公開となったが、公開3週目に入った現在も客足は衰えていない。そこで10月9日、大ヒットを記念した「限定版『ミッドナイトスワン』SPECIAL BOX」(19,000円 税抜)の発売が発表された。
BOX内には、写真家・渞忠之氏が撮り下ろし、大きな話題を集めた草彅剛&凪沙の写真を「草彅剛&凪沙 ミニ写真集」(全32ページ)として収録。先行公開した『週刊文春』10月1日号「原色美女図鑑 凪沙」「男の肖像 草彅剛」、電子パンフレット『SPECIAL CINEMA BOOK』に掲載した写真に、未収録カットを含めて編集したものだ。
また、内田英治監督が書き下ろしたスピンアウト短編小説「すべては暮れなずむ夢でありました」、編集でやむなくカットされたシーンを含む映画『ミッドナイトスワン』の完全版脚本、公開前日に100万回再生に達するなど大反響を呼んだ世界初・世界最長の「925秒予告編」を収録したDVDなどスペシャル企画も満載。
さらに、限定特典として「香取慎吾ディレクション MIDNIGHT SWAN×JANTJZE_ONTEMBAARコラボTシャツ」が封入。『ミッドナイトスワン』に感銘を受けた香取慎吾がディレクションし、自身のブランド「JANTJZE_ONTEMBAAR」で、映画への敬意を込めて製作したTシャツだという。
冒頭で紹介した番組では、香取の言葉を聞いて「ずっと近くにいた慎吾がそう言ってくれると、すごく説得力あるし、うれしい」と語っていた草彅。今回の「限定版『ミッドナイトスワン』SPECIAL BOX」の発売に際して、「皆さんからの熱いご声援のおかげで、今回の発売が決定いたしました。作品を愛してくださる皆さんに感謝の気持ちを伝えられたら嬉しいです」とコメントしている。
予約受付は10月9日(金)午後5時より、新しい地図公式サイト内の「CHIZUSHOP」限定で開始。10月26日(月)23時59分までの期間限定で、完全限定受注生産で行う。
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