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2020/10/16

genre : ライフ, 社会, , 政治

一番高いデラックスルームを予約。お値段は?

 まず、宿泊前日は山口県庁で「山口県の総理大臣展」を鑑賞。つぎに、当日は下関市東大和町の安倍晋三事務所も見物。“予習”は万全で、そのときを迎えた。

 なお、宿泊プランは複数ある。ゲストハウスだけに、安価なドミトリータイプが中心のようだ。ドミトリーと聞いて、メドベージェフ露前首相と『カラマーゾフの兄弟』を思い浮かべる筆者に相部屋は辛いものがあるので、専用の風呂とトイレが付いた、デラックスルームを取った。もっとも高い部屋である。

山口県庁で開かれている「山口県の総理大臣展」。

 値段は3万3600円也。ただし、GoToトラベルにより、2万1840円にディスカウント。しかも「地域共通クーポン」が5000円分もついてきた。つまり、実質1万6840円で、半額となった。

 このクーポンは、居酒屋でも、書店でも、コンビニでも、お土産もの屋でも使える。キャンペーンの予算消化が進んでいないそうだが、かなりオトクなので、うまく活用したほうがよい。

K-POPらしきものが流れる「陽キャ」空間

 では、肝心の施設はどうなのか。

 下関駅からタクシーで約10分。関門海峡を背に、赤間神宮を目前に、6階建てのその建物は立っていた。唐戸市場と関門橋のちょうど中間ぐらいの位置だ。岸辺に打ち付ける、波の音もよく聞こえる。

 ドアをくぐると、いきなり安倍前首相の等身大パネルが迎えてくれるのか。それとも、入り口には「教育勅語」――? 期待を胸に突入すると、さにあらず、そこはオシャレすぎる「陽キャ(陽気なキャラクター)」空間だった。

ウズハウス1階のカフェスペース。筆者はコロナビールを注文。

 まず、店内BGMはK-POPらしきもの(よくわからない)。1階はカフェになっていて、若い男女が定期的にやってくる。6階のテラスが開放されていて、そこから瀬戸内海を眼下におさめながら、飲食を楽しんでいるらしい。店員も大学生くらいの年齢で、かなり若く、いかにも今風。

 ふと、来客の持参した本を見ると、タイトルは、SNSで世界が変わる的なもの。意識が高すぎる。オンラインサロンに10個くらい入っているのではないか。

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