文春オンライン
“ジャニーズの中間管理職”A.B.C-Z河合郁人が歓楽街・五反田で途中下車した夜《スクープ撮》

“ジャニーズの中間管理職”A.B.C-Z河合郁人が歓楽街・五反田で途中下車した夜《スクープ撮》

note

 河合は1987年、東京都武蔵村山市出身。幼少期よりジャニーズファンだったことで知られている。96年に木村拓哉が主演したドラマ「ロングバーケーション」(フジテレビ系)や、98年~99年まで放送されたジャニーズJr.がメインで出演したバラエティ番組「8時だJ」(テレビ朝日系)を欠かさず見て育ったというのは有名な話だ。

ドラマ最終回の視聴率は36・7%を記録

中学の運動会でバク宙を決めて黄色い声援が

「お母さんがとてもジャニーズが好きな方で、3人きょうだいの真ん中のかっくん(河合)は目がコロコロしていて自慢の息子さんでした。お母さんは『嵐に似ているんだ』ってよく言ってましたよ(笑)。家族仲もよくて、母の日になると兄弟で花を買いに行ったり、家族5人そろって、よく近所の中華料理屋でご飯を食べているのを見かけました」(近隣住民)

 中華料理店で決まって注文していたのはチャーハン。幼少期は自転車で近所を駆け巡るワンパク少年だった河合は、小学4年生の時に、自らジャニーズ事務所に履歴書を送ったが、そのときは返事がなかった。5年生の時に再挑戦し、今度は無事オーディションに合格。99年、6年生の時に念願のジャニーズ事務所入りを果した。

ADVERTISEMENT

「お母さんは息子さんがジャニーズ事務所に入ったことがよほど嬉しかったようで、レッスン場への送迎も熱心にやっていました。そんなお母さんの期待に応えるように、河合くんはいつも学校を早退して、レッスン場へ行き、遅くまでレッスンに明け暮れる生活を送っていました。

 よく覚えているのは中学校の運動会に、河合くんが途中まで参加した時のこと。河合くんは障害物競走でバク宙を決めて、女子生徒だけでなく、保護者のママたちからも黄色い声があがりました。ただファンの子が実家のそばにたむろするようになってしまったので、河合一家は高校に入る前に引っ越して行きましたが……」(河合の母のママ友)

A.B.C-Zのメンバー。左から 塚田僚一(33)、河合郁人(32) 、橋本良亮(27)、戸塚祥太(33)、五関晃一(35) Johnnys-netより

滝沢秀明副社長も絶大な信頼を寄せる

 河合は01年、A.B.C-Zの前身のグループである「A.B.C.」のメンバーに14歳の若さで抜擢された。その後は、今の滝沢秀明副社長にも可愛がられ、滝沢が主演する舞台「滝沢歌舞伎」や「DREAM BOYS」などにも出演。08年には、A.B.C-ZとKis-My-Ft2の合同でおこなわれた横浜アリーナ公演で7万5千人を集客してみせた。

 ジャニーズ担当記者が解説する。

「滝沢さんは、河合やキスマイの北山(宏光・35)に絶大な信頼を寄せており、彼らはその期待に応えてきた。早くから、『滝沢歌舞伎』には主要な役で呼ばれており、『エビ(A.B.C-Z)は絶対、今後推されるな』と思っていました。とはいえ、それはあくまで“ジャニーズ村”のなかの話。長年、テレビのドラマやゴールデン番組、帯番組、CMといった、“本流”にはなかなか呼ばれませんでした。

滝沢秀明副社長 ©時事通信

 河合がお茶の間にまで知れ渡り始めたのはここ1~2年。最近は確実に仕事も増えている。もともと現場でのNGも少なく、スタッフや共演者にも礼儀正しいので、すごく現場ウケの良い人物です」