秋篠宮家の長女・眞子さまが、10月23日で29歳の誕生日を迎えられた。誕生日に際して公開されたご近影は、眞子さまの結婚について「姉の一個人としての希望がかなう形になってほしい」と述べられた次女・佳子さま(25)と顔を近づけてインスタントカメラで自撮りされるなど、ご姉妹の“連帯”が感じられるものだった。
この秋、秋篠宮家にとっては重要な行事が控えている。4月の予定から延期されていた、秋篠宮さまの立皇嗣の礼(皇位継承順位1位の皇嗣となられたことを国内外に宣言)は、11月8日に行われることが決まった。関連行事とされる、秋篠宮ご夫妻の伊勢神宮などへのご参拝は当面見送られる。
11月30日に55歳の誕生日を迎えられる秋篠宮さまの記者会見では、眞子さまのご結婚問題についてどのような発言をなさるのか、注目が集まっている。そして加地隆治皇嗣職大夫は、時期を明示しなかったものの、眞子さまの「結婚に関するお気持ちの発表はあろうかと思う」と述べたという。
小室圭さん(29)の母・佳代さんと元婚約者である男性との間の金銭問題が一つのきっかけとなり、2人の結婚に関する行事が延期されて丸2年が過ぎた。
秋篠宮さまは2018年11月の誕生日会見で、眞子さまと小室さんの結婚には「相応の対応」と「多くの人が納得し喜んでくれる状況」が必要だと述べられ、結婚への強い思いを持ち続けられているという眞子さまのお考えを勘案すると、再延期の可能性が高いのではないかと見る関係者は多い。
お住まいは重要なポイント
仮に眞子さまが結婚されることになれば、通例として皇室を離れられる際に政府から一時金が支出されることになる。皇室経済法に基づいて皇室経済会議で金額が審議され、眞子さまの場合は1億円超とみられる。
元皇族としての「品位を保つ」ために一時金が支出される。セキュリティ面も含めてお住まいは重要なポイントになるだろう。近年、結婚によって皇籍を離れた方の中で、高円宮家の三女・守谷絢子さん(30)は、都内のマンションを選ばれる際にある条件を大切にされたという。