ロングドレスやモーニングで人目につかないよう…
「守谷慧さん、絢子さんご夫妻は、昨年に執り行われた『即位礼正殿の儀』などにも参列しています。場合によっては、モーニングやロングドレスなどを着て皇室の行事に出席する機会があるため、人目についたり近隣の人の迷惑にならないことを重視して、車寄せがある物件などを探したようです」(皇室記者)
絢子さんは2019年11月に第一子を出産。日頃から宅配やネット通販も活用し、コロナ禍で一時は外出を控えていたが、日本郵船に勤務する慧さんが在宅でリモートワークをしていた時期もあり、慧さんも育児や家事にも積極的に関わっていたという。慧さんの実家とは徒歩圏内で、守谷家との関係も良好のようだ。
黒田清子さんは、皇居からの近さもポイント
眞子さまと同じく内親王であった紀宮さま(現・黒田清子さん)は、秋篠宮さまの学習院時代からの友人で東京都職員の黒田慶樹さんと結婚。 都内のマンションで生活を送っている。新元号「令和」が発表される前夜、2019年3月31日には、上皇ご夫妻がお忍びで黒田さん宅を訪ねられて、団らんのひと時を過ごされた。皇居からの近さも物件選びのポイントだったようだ。
「黒田慶樹さん、清子さんご夫妻には、結婚準備の段階から何事も『控えめに』という意向があったようです。職員からのアドバイスもあって新居に選んだセキュリティも万全のマンションが、翌年春に完成予定だったため、結婚当初は賃貸マンションに仮住まいしていました。高齢になった慶樹さんの母は黒田さんご夫妻のマンションの近くに引っ越していて、清子さんと一緒にスーパーなどへ出かけていたそうです。清子さんは2017年から伊勢神宮の祭主としても多忙な日々を送っていましたが、時には自ら車を運転して身の回りの用事をてきぱきと済ませている様子でした」(別の皇室記者)
2019年4月、上皇ご夫妻にとって在位中最後の地方訪問となった三重県ご訪問にも、神宮祭主である黒田清子さんの姿はあった。最終日、ブラウンのスーツを着て自らハンドバッグを片手に持った清子さんは、凛として美しかった。