昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

引退勧告をするつもりはない球団

「ただ、2軍暮らしも長く、若い世代も入ってきて球団内での立ち位置が微妙になっているのは事実ではあります。でも、球団側は入団以来の数年でかなりの経済効果の恩恵を受けたということもあって、引退勧告をするつもりはない。特に今年はコロナの影響もあって、選手への評価を定めづらい部分もある。なかなか球団も各選手に対して厳しい対応をしにくいでしょうから、斎藤にもあまり露骨な『肩たたき』もできないと思います」(前出・スポーツ紙記者)

 仮に日ハムを辞めたからと言って即引退してキャスター転身か、はたまたタレントか――というと、そういうタイプでもないのかもしれない。

かつて“ハンカチ王子”と呼ばれた斎藤佑樹 ©️文藝春秋

「プレーできる場所さえあれば」

「日ハムを辞めてもすぐにキャスターや指導者になるというのは考え難いですね。むしろキャラクターを考えると独立リーグや海外リーグに行ってでも野球を続けようとするタイプだと思います。サッカーの(三浦)カズさんみたいに、プレーできる場所さえあれば、意外とあまり条件等は関係なくずっと続けていくのではないでしょうか。本人も『オファーがあればどこでもやるつもりある』と言っています」(前出・同級生)

 今月26日のドラフトに向けては、史上最多の374人がプロ志望届を提出した。

 だが、プロの世界は入ってからもいばらの道だ。

早大時代の同期たちは大石達也、福井優也もドラフト1位だった ©️文藝春秋

 特に今季は前述のようにコロナの影響もあり、多くの選手を解雇しにくい状況にもある。それだけに活躍のハードルも例年より高いと言える。かつて4球団競合の末、ドラフト1位で入団したヒーローの姿は、希望にあふれた多くの選手たちにとってどう映っているのだろうか。

この記事の写真(7枚)

+全表示

ツイッターをフォローして最新記事をいち早く読もう

文春オンラインをフォロー