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2020/11/06

4)充電方法:新発表の「MagSafe」欠点は?

 今回のiPhone 12/12 Proは、新しく発表されたMagSafe充電器を使って、マグネットで背面に充電器を吸着させて充電を行えます。規格自体は、iPhone SEもサポートしているQi規格のワイヤレス充電と同じですが、マグネットで位置合わせを行えるため、置き場所がずれて充電に失敗することがありません。MagSafeの吸着力を弱めないための専用ケースも用意されており、今後はサードパーティからも認証を受けたケース類の登場が見込まれます。

 もっとも、このMagSafeを使おうとすると、保護ケースにスマホリングやベルトを一切装着できないのが困りものです。スマホを保持する時にはこれらが欠かせない人は、iPhone 12/12 ProではMagSafeを使う時だけ取り外すか、あるいは従来と同じLightningケーブルでの充電を選択することになります。スマホベルトの種類によってはだましだましワイヤレス充電が行えるiPhone SEのほうが、ある意味で割り切って使えるのも事実です。

MagSafe充電器を背面に吸着させて充電が行なえます。充電開始時にはMagSafe充電器を認識したことを知らせるアイコンがバッテリー残量とともに画面に表示されます
中央のように、スマホリングを貼り付けた状態では、MagSafe充電器は物理的に吸着させることができません。厚みのあるケースも同様です。左はApple純正の、MagSafeの吸着力を弱めないための専用保護ケース

5)価格:投資の価値は十分! だが…

 以上のように、iPhone SEと、iPhone 12/12 Proの差は明らかで、それは価格差にも如実に表れています、税込で5万円以内で購入できるiPhone SEに対し、iPhone 12はもっとも少ない容量でも9万円台半ば、iPhone 12 Proは11万円台後半と、iPhone SEが余裕で2台買えてしまうほどの差があります。とはいえ今回見てきたように機能には明確な差があり、メイン使いのスマホとして投資するだけの価値は十分にあると言えます。

 ちなみにiPhone 12の購入を考えている人は、このあと登場するiPhone 12の小型版「iPhone 12 mini」も要注目です。望遠レンズこそ搭載していませんが、iPhone SE並みのコンパクトなサイズということで、前述のボディの大柄さにまつわる問題、および重さが解決されています。iPhone 12 ProではなくiPhone 12で十分という人は、急いでゲットするのではなく、まもなく登場するiPhone 12 miniまで待ってみるのも、賢い選択と言えるかもしれません。

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