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スペイン語についての質問を熱心になさる愛子さま

 今回は、学習院女子高等科の卒業式以来、半年以上ぶりに愛子さまへの取材機会が設けられたことになる。3月22日に行われた卒業式の後、愛子さまとご友人は正門前に何人かのグループでやって来られ、記念撮影をされていた。とても自然で打ち解けたご様子で、愛子さまは「また来てね、うちに!」と楽しそうに声をかけられていた。赤坂御所、そして今後引っ越しが予定されている皇居内の御所のことを話されていたのだろうかと思った。

学習院女子高等科卒業式当日の愛子さま ©JMPA

 だが、天皇ご一家は今年の夏にご静養へお出かけになることもなく、ご家族3人で、時に犬を連れて赤坂御用地内を散歩されていたようだ。愛子さまは「日本文学講義」などの専門科目を履修され、英語やスペイン語、スポーツ・健康科学なども学ばれている。きちんと受講を続けられ、熱心に勉学に励まれていたようだ。

 なかでもスペイン語は、陛下が学習されていることもあって6歳の頃から親しまれ、陛下と愛子さまはスペイン語の語彙に特化した同じ単語帳をお一人ずつお使いになっているという。学外でも、愛子さまはスペイン語についての質問を熱心になさるのだという。

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©JMPA

 学習院大学では、日曜日をのぞいてほぼ毎日オンラインでの授業が行われていて、今後もオンラインの授業が続く。まずは小教室・少人数で行われる語学や専門基礎科目などから対面形式を再開する見通しだという。愛子さまにとって初登校日は、同じキャンパスで学ぶご友人たちと直接会うことができる非常に貴重な機会となったことだろう。