私たちの結婚を応援してくれる人がいる。だから、前向きに話を進めていこう――。
自分たちの関係を肯定したり、後押ししたりするようなことを直接言われたり、SNS上などで見つけたりするたび、秋篠宮家の眞子さま(29)と小室圭さん(29)はそれを報告し合い、励まし合っているそうです。
11月13日、結婚が延期されている2人の「お気持ち」を、宮内庁は文書で公表しました。現在、小室さんは米ニューヨークのフォーダム大学に在学し、いわば遠距離恋愛中です。しかし、2人は毎日のようにスカイプなどで連絡を取り合い、気持ちを確かめ合っています。現実をみれば、2人の関係には批判的な見方があふれ、目を覆いたくなったり、人格を否定したりするようなものも少なくありません。もちろん、2人もそうしたコメントを目にしていますが、逆にばねにして、愛を深めているのが実情のようです。一部メディアで「破談」が報じられたこともありましたが、2人に近い関係者は「それはありえません」と口を揃えます。私もあくまでポジティブな2人には、最も遠い選択肢だとみています。
金銭トラブル報道はエスカレートし、眞子さまにも矛先が
ただ、そうした2人が周囲の理解を得られているのか、といえば疑問を挟まずにはいられません。「結婚という人生の節目をより良い形で迎えたいと考えております」。そんな理由をあげ、結婚延期を文書で表明したのが2018年2月でした。「私たちの未熟さゆえであると反省するばかりです」。ともに26歳だった2人は、自分たちの非を率直に明かし、結婚は代替わりの一連の行事がおわる2020年に延期されたわけです。でも、それから2年半あまりがたち、29歳と年を重ねた今、「より良い形」になっているのかといえば、首をかしげる人が大半なのではないでしょうか。
その最大の理由が、小室さんの母・佳代さんと元婚約者との金銭トラブルです。
婚約が内定した後の2017年末、週刊誌が報じたのが始まりでした。ただ、あくまで母親と元婚約者の間の話ですし、祝福ムードのなかでは、尾を引かず、一過性の話題として消化されてもよかったはず。でも、報道はおさまるどころか、エスカレートし、批判の矛先はお金を返さない佳代さん、それをかばう圭さんと眞子さま、という構図になっていきました。