――最近、歌でブレイクしたことについて、相方のあいなぷぅさんのリアクションは?
ほしの 「まぁいいんじゃないですか」って言っていました(笑)。ニュアンスはよくわからないんですけど。嫉妬とかは…あんまりなさそうな感じはしますね。
あいなぷぅもYouTubeでチャンネルを持っていて、そこで自作の歌を作っていたりするので、「それを僕に歌ってほしい」みたいなことは言っていましたね。「再生数が欲しい」って。ただ、今のところはまだそこまでの仲の良さではないので、もうちょっと期間を開けた方がいいかなと思っています(笑)。
――パーパーは第7世代になるんですか?
ほしの その世代論も難しいんですよね…。第7世代という人もいれば、そうじゃないという人もいて。自分的には「第6.75世代」くらいな感じですかね。第6.5世代が三四郎さんとかになる、みたいなのをテレビ番組でやっていたので、ちょうどその間くらいなのかなと(笑)。
「ネタの中には歌を入れたくない」
――ネタを作るときにこだわりはありますか?
ほしの いま自分はこういう風に歌を取り上げてもらえるようになりましたけど、「パーパーのネタの中には歌を入れたくはないな」というのは、今は思っていますね。そこはなんか、ちゃんと分けてやりたいなと。
コラボとかで歌うことは全然あるんですけど、何となくネタに入れてしまうと、いままでやってきたことが壊れていってしまいそうで…。歌もネタも、それぞれ別モノでちゃんとやっていけるといいのかなと思います。
――なるほど。ほしのさんの芸人としての強みはどこだと思いますか。
ほしの どんなにけなされたり、ひどい扱いをされても笑える人間だと思うんですよ。他の人にやっちゃうといじめに見えちゃうかもしれないけれど、なぜか僕だとみんなすんなり笑えるというか。それは芸人としてすごく得なのかなと思います。
最近だと「有吉の壁」でも結構、ボコボコに殴られたりしているんですけど、ちゃんと“ただ笑いになる”というか。そういうのはいいなと思います。
――昔からいじられキャラだったんですか。
ほしの いや、むしろいじられるのがすごく苦手で。表舞台にたつのがすごく苦手というか、注目されるのが苦手なんですよね。
だからトークとか、みんなの視線が集まると力が出せないんです。でも、笑ってもらうのはうれしいし、ネタをやっている時は逆に「見てほしい」という気持ちになれる。だからコントというか、ネタへのこだわりはあるのかもしれません。