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「とにかくテレビに出たい…のスタンスは変わったかも」 《6.75世代芸人》が語る“令和の生き残り方”

芸人・パーパー ほしのディスコインタビュー#2

note

「とにかくテレビに…」とは違う思い

――今回はYouTubeの歌でバズりました。それでもやはり、芸人としてテレビへのこだわりというのもありますか?

ほしの どうですかね…前はYouTubeの影響力がこんなに大きくなかったので、やっぱり「とにかくテレビに出たい」という気持ちはすごく強かった。でも、こういう時代になってくると、前ほど「テレビに向けて何かを発信しよう」という気持ちは薄れているかもしれません。

ほしのディスコ ©️文藝春秋

 むしろ「自分が発信したものをテレビが認めてくれれば嬉しい」というスタンスで、因果関係が逆に変わっている感じがありますね。

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――ファンのリアクションもテレビ以上にYouTubeも大きいですよね。

ほしの そうかもしれないですね。YouTubeの方がより幅広い人に見てもらえるというか。テレビだと、当たり前ですけど放送される時間に見てもらわないといけないという制限がある。YouTubeだとそういう制限がなく、いつでも見てもらえるというのがすごい大きい気がします。意外としっかり伝わるのはYouTubeなのかなと。

 あとはやっぱり僕はテレビだと緊張がすごくて。YouTubeの10倍くらい緊張します。だから歌もうまく歌えなくて、毎回凹むんですよねぇ。YouTubeのレコーディングはいつもすごい気持ちよく歌えるんですけど。テレビ向いてないのかな(笑)。

ほしのディスコ ©️文藝春秋

――それでもやはり、中心には「芸人」であることがあるんですね。

ほしの そうですね。それこそマセキに入るときにあいなぷぅと組んで、駄目だったら解散していたかもと言いましたけど、それでも芸人は続けていたと思います。やっぱり芸人は、死ぬまでやっていきたいという気持ちはありますね。

その他の写真はこちらよりぜひご覧ください。

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