精一杯背伸びをして一泊6万円のホテルを予約
10月21日、A子さんは港区にある高級ホテル「コンラッド東京」にチェックインした。Go Toトラベルの割引制度を利用し、案内された部屋は1泊6万円超の高層階のエグゼクティブフロア。東京の街が一望できる高級フロアだった。
「彼が部屋に来るまでのやりとりはずっとLINEでした。スタンプを送っては消しての繰り返しで、来る途中もどこかで自分が尾行されていないか、とても警戒している様子でした。
彼がホテルに着くと電話が鳴って、何号室?って聞かれました。急な到着にアワアワしていたら部屋のインターホンが鳴って、宮崎さんが現れました。『ヤッホー』みたいな軽い感じで、『やっと会えましたね』って。それで『景色いいね~』『初めて来たよ~』と言いながら部屋を回ると、そのままベッドに横になって『マッサージしてよ~』と」
30~40分で一方的に満足するとグーグー寝て、帰って行った
A子さんがマッサージをすると宮崎氏はヨダレを垂らし寝始めた。それから背中をさすると、起きて、子どものように甘えだしたという。そんなやりとりを30分近く続けていると、突然宮崎氏のスイッチが入り、自分からズボンを脱ぎだしたという。
「そこからは、『触って』という感じで彼のリードではじまりました。もともとその気だったのか、財布にはコンドームがはいっていて、『家から捜して持ってきた』といっていました。30~40分後、一方的に彼が満足すると力尽き、またグーグーと寝てしまいました。1時間くらいは寝ていたと思います。話はほとんどしなかった。
17時30分、目を覚ますなり、ズボンや服を着て、『息子にご飯をつくらなきゃ』って、部屋を出ていきました。宮崎さんはお子さんを凄いかわいがっていて、『自分の分身だ』ってよく私にも言っていましたし、我慢しました。夜中にはまた戻ってくると約束したのですが、結局彼は戻って来ることもなく、連絡もなく、ずっと放置されていました」
翌朝、ホテルで待ち続けたA子さんは、宮崎氏との過ちに後悔を感じていた。自ら東京に来てしまったことへの自責の念もあった。だが、宮崎氏のその後の態度はA子さんにとっても想定外だった——。
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11月27日(金)21時30分から放送の「文春オンラインTV」では、担当記者が本件について詳しく解説する。
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