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「キレイだ、抱きたい」滝沢秀明副社長に囁いた”V6メンバー”の処世術《ジャニーズカウコン外しでも安泰な理由》

2020/12/12

 ここ数年のジャニーズ事務所は波乱に満ちていた。

 SMAP、少年隊、嵐といった一時代を築いたグループが活動にピリオドを打ち、メンバーが脱退したTOKIO、NEWS、関ジャニ∞、KAT-TUNは活動規模の縮小を余儀なくされている。ジャニーズ事務所の創設者のジャニー喜多川氏が昨年7月に87歳で亡くなったこともあり、帝国の足元が大きく揺らいでいる。

 そんななか倦まず弛まず活動を続け、今年結成25周年を迎えたのがV6だ。

V6(「Johnny's net」より)

 光GENJI、SMAP、TOKIO、KinKi Kids、嵐ら同世代がアイドルグループとして頂点を極めるなかにあって、V6の活動は少々“独特”だ。「ジャニーズらしくないジャニーズが多い」と言われるV6の“別れぬ理由”を探ってみた。

”ジャニーズらしくないジャニーズ”の理由

 今年9月4日、V6は結成25周年のメモリアルデーを迎えた。9月23日に発売された52作目の新曲「It's my life/PINEAPPLE」はオリコン週間シングルランキングで初登場1位を記録。これで3作連続32作目のランキング1位だ。

「25年で32作品が1位というのはすごい。しかし逆に言うと、20作がトップをとれなかった。これはジャニーズグループのなかでは珍しいんです。ジャニーズは念入りにシングルの発売日を調整し、他に有力ライバルがいない時を狙って1位を取りにいきます。しかしV6はそれだけ気を使わなくてもいいということなのでしょう」(レコード会社宣伝マン)

 新曲発売となれば宣伝のためのイベント、テレビ出演、インタビュー取材と担当者は奔走するものだが、それも関係なし。コンサートツアーも、毎年開催されているわけではない。

「しかし、V6はデビューから連続25年でシングルのTOP10入りを果たしていて、この記録は歴代1位。アイドルの頂点を極めたとは言い難いですが、固いファン層を持ち、堅実確実にアイドル道を歩んできた」(テレビ局関係者)

It's my life/V6(avex)作詞:宮田‘レフティ’リョウ、作曲:Radical Hardcore Clique。V6は今年、デビュー25周年を迎えた。

 しかし、そんなV6にも2020年春頃に“解散危機”が噂されていたことがある。

関係者が顔面蒼白になった”解散危機”

「当時、ジャニーズ事務所やレコード会社の関係者は顔面蒼白でした。記念すべき25周年を迎えようとしているなか、解散なんて発表できるわけがない。ただV6のメンバーはみんな方向性があまりに違っていて、グループで活動する意味はそこまでないんですよね。それぞれが自分の道を歩みたいと考えたとしても、無理からぬことだろうとも言われていました」(ジャニーズ事務所関係者)

 関係者が奔走し、結局は25周年を恙なく迎えようと“解散危機”を脱したという。一方でそれまでV6を担当してきた名物マネジャーが異動したりなど、小さな火種は燻り続けている。

「くわえて、12月10日にジャニーズウェブの有料サイトで、今年の『日本中に元気を!!ジャニーズカウントダウン2020―2021~東京の街から歌でつながる生放送~』(フジテレビ系)にV6が出演しないことを、9日に生放送された『2020 FNS歌謡祭 第2夜』(フジテレビ系)で知ったと綴り、ファンがざわついています。通称『カウコン』はジャニーズ総出で出演する毎年末恒例のイベントです。当然出演するだろうと思われていたV6とKinKi Kidsの名前がなく、ジャニーズの強引な世代交代策なのではないかと噂されている」

 しかしジャニーズ事務所関係者は「“あのメンバー”がいる限りV6の事務所内での地位は安泰」とも語る。それは一体、誰なのか―—。