岡江さんは「はなまる」出演当時、母親の介護に熱心だったことが報じられている。
「介護していたということも、報道が出るまで全然知りませんでした。友人同士でご飯を食べたりするときも終始明るくて、そんな苦労を周囲に感じさせないんです。
最近は仕事よりも、家族と過ごしたり旅行に行ったり、好きなことをして過ごしていたみたいです。タンメンが好きで、1人でタンメンを食べるために出かけていて、たまにLINEで『タンメンを食べに埼玉の○○まで行った』とか連絡がくる。他にも、3日間プリンだけを食べる旅行をしたって写真が送られてきたり。バイタリティがあって、面白い人でした」
忘れられない「別れ際の岡江さん」
岡江さんの突然の訃報に、著名人からも続々とお悔やみコメントが寄せられている。いち早くコメントを発表した1人が、長年仲が良かったという中山秀征だった。
「岡江さんは秀さんと本当に仲が良くて、よくお酒も一緒に飲んでいたと思います。『ローカル番組に秀ちゃんがこの前呼んでくれたの。地方だったけど、秀ちゃんだったから出ちゃった』って、嬉しそうに報告してくれたこともありました」
岡江さんは今後の仕事について、こんなことを漏らしていた。
「『はなまる』が終わってからは、『また女優をしたい』って洩らしていました。生放送を毎日やっていたら連続ドラマは出られないですからね」
Aさんには、忘れられない岡江さんの印象的な姿があるという。
「飲みに行った帰り際って、『バイバーイ!』って手を振って、たいていもう1回くらい振り返って手を振り直したりするじゃないですか。でも、岡江さんは1回別れたら、一切振り返らないんですよ。その姿がすごくカッコいいなって、いつも思っていました。でもまさか、そんな別れ際のような去り方で逝ってしまうなんて……。本当に素敵な姉さんでした」
Aさんは声を震わせながらも、つとめて明るく話してくれた。
2020年の訃報記事
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【追悼・岡江久美子】乳がんの相談を受けていた10年来の友人が告白「発熱前日にLINEした、志村けんさんのこと」
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竹内結子さんが語っていた“母からの言葉と家族観” 「泣いたって状況は変わらないのよ」
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