2020年(1月~12月)、文春オンラインで反響の大きかった記事ベスト5を発表します。映画・ドラマ部門の第3位は、こちら!(初公開日 2020年9月6日)。
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「二人は『源ちゃん』『剛くん』と呼びあって、仲のよい兄弟みたい。綾野さんは相棒の星野さんに全幅の信頼を寄せ、演技やシーンの相談をよくしています」(現場スタッフ)
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歌手の星野源(39)と俳優の綾野剛(38)がW主演する刑事ドラマ「MIU404」(TBS系)。視聴率は毎週10%以上で、ツイッターのトレンド世界1位を2回獲得するなどSNSを中心に話題を呼んだ。
「事件の初動捜査を担当する機動捜査隊(機捜)が舞台で、星野と綾野の刑事コンビの熱演が絶賛されています。この作品は『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)の脚本を手掛けた野木亜紀子氏のオリジナル脚本です」(スポーツ紙記者)
星野は今年デビュー10周年にして刑事ドラマ初主演。
「もともと星野は水谷豊が出ていた90年代のドラマ『刑事(デカ)貴族』の大ファン。カーチェイスやアクションシーンが多い今作へ気合が入っている。『二人で熱いものを全開で表現して、現代の“刑事貴族”にしたい』と意気込んでいた」(同前)
星野は冷静だが口は悪い志摩隊員を、一方の綾野は物事の後先を考えずに行動する伊吹隊員を演じている。
「星野さんはお茶目です。ドラマの中で志摩が動揺して、伊吹に手錠をかけてホワイトボードにつなぐシーンがあった。試しに星野さんが自分の手に手錠をかける仕草をしたら、本当にかかっちゃった(笑)。すごく慌てる星野さんを見て、綾野さんも『源ちゃん、かわいい』とニコニコしていました」(前出・現場スタッフ)
星野は、脚本を手がける野木氏から「いい人じゃない星野源が見たい」と言われ、「今までにない自分を出せそう」と話している。