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「子どもとはお風呂に入らない」元JJモデル・高垣麗子(41) 読者の憧れであり続けるための壮絶すぎる“シングルマザーライフ”

「『JJ』モデルは今」インタビュー #3

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おしゃれなリンクコーデなんてなかなかできません(笑)

――女の子は成長が早いと言いますよね。

高垣 私の仕事の内容も分かってきているから、コンビニに立ち寄ると「ママいるかなー、あったー!」って私の出ている雑誌を探してくれるんです。その姿を見て「ママ頑張ります!」ってやる気になりますね。私が載ってない海外の雑誌も「ママどこかなー」って一生懸命探しています(笑)。

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――それは嬉しいですね。

高垣 ファッションにも興味を持ってきたみたいで、最近は、自分で選んだ服しか着ないんです。だから先日、子供用のタンスを買いました。それからは自分でタンスから出して着ているんですけど、全身ピンクで柄&柄とか。「いやぁ……、ないよー」っていう組み合わせで(苦笑)。でもそれで楽しく保育園に行けるならいっかと思ってそのまま行かせています。

――高垣さんだったら、母娘のリンクコーディネートをおしゃれにしていそうなイメージですが。

高垣 そんなことないですよ! もう毎日慌ただしくてそんなのなかなかできない(笑)。

子どもには愛情と栄養だけはしっかり与えたい

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――子育てに関して、周囲のサポートやアドバイスをもらったりすることはありますか?

高垣 母には手伝ってもらうことも多いです。本当に感謝しています。そんな中、母に相談すると「もっと子供との時間を増やしたほうがいい」「一番大事な時期だからもっと一緒にいてあげられないの?」など、厳しい答えが返ってくることもあります。できることなら私ももっと一緒にいてあげたい。でもわが家はシングルですし、私がしっかり働かなきゃいけないから、そうも言っていられないのが現実です。

 親子だからといって同じ考えだとは限らないし、その中でベストを探っていく。子育ての正解ってわからないけど、今の私でやれるだけの事をやりたいですね。とにかく愛情と栄養だけはしっかり与えたい。けど、それ以外はちょっと他で学んできてもらっています(笑)。