いよいよ年の瀬を迎え、「第71回NHK紅白歌合戦」が放送される大晦日が近付いてきました。活動休止前の最後のテレビ出演となる嵐のパフォーマンスに注目が集まるほか、今年ブレイクした瑛人、YOASOBIら初出場組の活躍も期待されています。
しかし“国民的音楽番組”だけに、出場歌手の選考をめぐって「なぜあの歌手が出場するのに、あの歌手は落選なのか?」という疑問を始め、さまざまな声が聞こえてきます。
今年の選考では、紅白の常連だったAKBグループが軒並み落選したことは議論の的になりました。過去14回出場のaiko、11回出場のいきものがかり、3年連続出場の三浦大知らも落選しています。一方で、今年ジャニーズ事務所からデビューしたばかりのSixTONESとSnow Man(その後、メンバーの新型コロナ感染により出場辞退)、デビュー前のガールズユニット、NiziUが初出場を決めています。
そこで「文春オンライン」では、今年の紅白歌合戦について、2つの読者アンケートを実施しました。
1つ目は「紅白歌合戦の歌手選考に納得ですか?」と題して歌手選考に納得できるかを尋ねた内容、2つ目は、紅白で「本当に聴きたい歌手」を挙げてもらう内容です。
「今年の活躍/世論の支持/番組の企画・演出」がNHKの選考基準
本稿では「紅白歌合戦の出場者に納得していますか」を尋ねたアンケートの結果を発表していきます。11月17日から19日間の募集期間には12歳から89歳まで、幅広い年齢層から765票(男性61%、女性38%)が集まりました。
NHKは紅白歌合戦の歌手選考について「今年の活躍」「世論の支持」「番組の企画・演出」という3点を中心に、総合的に判断したと発表しています。その選考基準をクリアしているかも含め、下記の3つから選択し、その理由も回答してもらいました。
A・納得がいく歌手選考
B・納得がいかない歌手選考
C・どちらともいえない