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《佳子さま26歳》眞子さまと一緒の誕生日写真に秘められたメッセージとは?《コーデはペールトーンで統一感》

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 グラビア撮影の仕事も手がけるカメラマンは、写真の特徴についてこう説明する。

「眞子さまと佳子さまが飛び石の上に乗られているお写真が気になりました。お二人の影から察するに、このお写真は逆光で撮られていますよね。逆光は綺麗な写真になるのですが、どうしても顔に影が落ちてしまうものです。でもこのお写真はお顔が明るく写っていて、かなりカメラマンは頑張ったのではないかと想像します。左手で葉っぱをもったお写真も、露出を上げて白く“トバして”います。ポーズも含めて、高貴さというよりは親しみやすさ、かわいらしさを前面に押し出す意図が見てとれます」

佳子さま26歳のお誕生日に公開された眞子さまとのご近影 宮内庁提供

 前出のスタイリストは日本の皇室ファッションについてこう話す。

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「日本の皇室のファッションはイギリスなど海外の王室と比べると、抑制された印象があります。おしゃれを重視するというよりも、広く国民から支持され敬愛される品の良さや奥ゆかしさを優先されてきました。その意味で、トレンドを重視する佳子さまのファッションは異例なのです」

最大の違いは、眞子さまの存在

 お誕生日のご近影公開は恒例だが、今年の佳子さまのお誕生日がこれまでと最も違ったのは、眞子さまとご一緒だったこと。これは眞子さまのお誕生日も同じで、昨年は眞子さまお一人での撮影だったが、今年は姉妹揃っての撮影だった。明らかに今回のお二人での撮影には、メッセージが込められていると前出の皇室ジャーナリストは語る。

2019年のお誕生日に公開されたご近影は1人でのものだった 宮内庁提供

「佳子さまと眞子さまは、お部屋で一緒に過ごしたりするほど仲の良い姉妹です。過去にも、眞子さまとのご関係について『日常の出来事をお互いに報告しあったり、相談事をしたりします』とお答えになっていました。ご公務でも、ディズニー映画『アナと雪の女王2』公開時のチャリティー上映会に姉妹揃ってご出席になるなど、まさに"シスターフッド(女性同士の連帯・共闘)"を体現しています。

 眞子さまのご結婚が難航する中、2020年3月、佳子さまは『姉の一個人としての希望がかなう形になってほしい』という文書を発表されたように、お誕生日のお写真でも、"私たちの意見は一緒です"という言外のメッセージを発信されているのだと思います」

2020年12月、佳子さま26歳のお誕生日に公開された眞子さまと佳子さまのご近影 宮内庁提供

 佳子さまはICUご卒業の際に、記者からの質問に文書で「姉は、小さい頃から私のことを非常にかわいがってくれましたし、いつでも私の味方でいてくれました。いつもありがとうと思っています」と答えられている。なんとかして姉を守りたい、というメッセージが今回の写真には溢れているのではないだろうか。

《佳子さま26歳》眞子さまと一緒の誕生日写真に秘められたメッセージとは?《コーデはペールトーンで統一感》

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