滝沢社長が近しく接している3人とは?
「滝沢社長が近しく接しているのが、『A.B.C-Z』の河合郁人(33)、『Snow Man』の深澤辰哉(28)、『Kis-My-Ft2』の北山宏光(35)の3人。その3人は事務所からも手厚いバックアップを受けて、絶賛売り出し中です。トーク上達のためにお笑い番組を片っ端から見て勉強した河合のように本人の努力もありますが、それ以前に滝沢社長に気に入られなければチャンスすら回ってこないのが現状。稲葉も2015年まで『滝沢歌舞伎』に出ていましたが、いい印象を残すことができなかった。最近も『滝沢くんともっとうまくやっとけばよかった』と後悔していました」(同前・芸能記者)
スキャンダルを起こしてもスルー
そして昨年秋、稲葉が「滝沢くんから見捨てられている」ことを痛感する事件が起きる。前出のジャニーズ事務所関係者が当時を思い出す。
「昨年10月に稲葉と元アイドルの交際が報じられて以降、稲葉は滝沢社長との関係構築をあきらめた節があります。報道が出ても、滝沢社長から直接何も言われなかったんです。滝沢社長は所属タレントのスキャンダルにとても厳しく、『美 少年』の佐藤龍我(18)や、『HiHi Jets』の橋本涼(20)、作間龍斗(18)がスキャンダルを起こした時は彼らを呼び出して説教したうえで、厳しい処分を与えました。
しかし稲葉の時は何もなし。しばらく経って滝沢社長に謝ることができた時も『気をつけろって言っただろ』という一言で終わり。つまり期待していないので怒りもしない、ということです。滝沢社長の薄すぎる反応に、稲葉はジャニーズ事務所に居場所がないないことを悟ったはずです」
心の支えだった「MADE」が解散し、滝沢社長にも見限られた。「MADE」は冷遇される時期も長かった分、メンバー4人の結束が強く、それだけにグループ解散により稲葉の孤独感は強まっていた。グループの解散以降、仲のいい友人たちには「事務所を辞めたい」とこぼしていたという。
「『MADE』のグループ名は、M(ミュージカル)、A(アカデミー)、D(ダンシング)、E(エキスパート)の頭文字をとってジャニーさんがつけたもの。稲葉くんはグループ名通り、"歌って踊れる"アイドルを目指していました。でもグループの解散で歌の仕事がなくなり、最近は舞台の仕事がメインになっていました。稲葉くんは舞台の仕事には苦手意識があるようで、『いつまで続けられるだろう』とよく話していました。
『MADE』の中でも稲葉くんと1番仲が良かったのが秋山くんで、彼が神田沙也加さんの件で退所してからは、『辞めるかどうか』というよりも、『いつ辞めるか』を考えている様子でした」(稲葉をよく知る友人)