昨年いっぱいで活動を休止した嵐の松本潤(37)が、2023年のNHK大河ドラマ「どうする家康」で主演を務めることが発表された。
昨年11月にオファーを受けた松本だが、引き受ける決断をしたのは今年に入ってからだという。「うれしかったのと同時に、大きな不安も感じました。そんな大役を自分が務め上げられるのかと」と正直なコメントも発表している。
ジャニーズ事務所の所属タレントが大河ドラマの主演を務めるのは、1993年「琉球の風」の東山紀之(54)、2004年「新選組!」の香取慎吾(44)、2005年「義経」の滝沢秀明(38)、2014年「軍師官兵衛」の岡田准一(40)に続いて5人目。“次”とみられていたのは木村拓哉(48)であり、2016年いっぱいでSMAPが解散した後は俳優業をメインに活動してきたが、大河ドラマの出演経験は実はまだない。今回の松本の主役抜擢は、ジャニーズ事務所内の序列に大きな変化が起きた証だという。
「2023年は木村拓哉じゃないかと言われていた」
「正直、驚きました。NHK大河は2020年の『麒麟がくる』の主演が長谷川博己(43)、2021年の『青天を衝け』が吉沢亮(27)、2022年の『鎌倉殿の13人』が小栗旬(38)と主演が決まっています。そして2023年は満を持して主演・木村拓哉が実現するんじゃないかと言われていたんです。ところがふたを開けてみれば後輩の松潤が主演。これは、ジャニーズ内部での両者の序列がハッキリ逆転したことの現れでしょう」(スポーツ紙芸能デスク)
木村は長年フジテレビの月9とTBS作品に交互に主演してきたが、フジテレビのドラマが軒並み苦戦しているここ数年はテレビ朝日の連続ドラマにも出演するようになった。木村のテレビ朝日での連ドラ主演は2015年の「アイムホーム」が初めてだが、前年の開局55周年記念作品「宮本武蔵」でも主演を任されるなど、三顧の礼で迎え入れられた。