ここ数年、ジャニヲタにとってせつない出来事が続いています。
2016年にSMAPが解散して稲垣吾郎さん(47)、草彅剛さん(46)、香取慎吾さん(43)の3人が退所、2018年には山口達也さん(48)がTOKIOを脱退、事務所を退所しています。
その後も手越祐也さん(33)、山下智久さん(35)など退所の流れは止まらず、ついには近藤真彦さん(56)が無期限活動自粛に入りました。
これらの退所や自粛の背景として「最近のジャニーズ事務所は厳しすぎなのでは?」という声もありますが、実は違法賭博や不倫のような「どう考えてもよろしくないこと」への処罰については多くのファンが「やむなし」としています。
推しの恋愛自体は意外とOK?
むしろジャニヲタの間で意見が割れているのは、「タレントの恋愛はどうあるべきか」という部分。
2020年6月には生田斗真さん(36)が女優の清野菜名さん(26)と結婚したり、V6はメンバー中4人が既婚者だったりと少しずつ状況は変化していますが、それでも恋愛発覚や結婚によって人気に影響があるケースは今でもあります。
果たして現在、ジャニーズの恋愛、そして結婚はアイドルビジネスの障害になるのでしょうか。それを調査するために、
いずれも20歳以上で、数年〜数十年の応援歴があるジャニーズファン50人以上に“自担(推し)の結婚”に馳せる思いを訊きました。
《Q.そもそも自担の恋愛はOKか?》
「アイドルも人ですから、恋をするのは当たり前。ただ夢を見せるお仕事なので、ファンをがっかりさせるようではプロとは言えません。表に出すなら、ファンが納得できる説明をする。それができなければ、徹底的に表に出ないようにしてほしいです」
「恋愛はいいと思います。誰かを愛する気持ちを抱いたり、傷ついたりすることで、人としてもアーティストとしても成長できると思うので」
「隠し通せるなら、恋愛OK派です。アイドルもひとりの人間だから誰かを好きになることもあるだろうし、全然恋愛していいと思うけど隠し通してほしいです」
「“アイドルが恋愛すること”は厳しいのではないでしょうか。“ファンが安心して夢を見られるイメージを売る”のはビジネスとして大切だし、個人的にも自担の恋愛を受け入れるのは無理ですね。私は想像力が逞しいので、甘い言葉やセクシャルな言葉を聞くとどうしてもお相手を思い浮かべてしまうので……」
「大きな声では言えませんが、絶対に嫌です。恋愛どころか、女性との絡み自体が嫌。女優とのラブシーンも、女性芸人になれなれしくされるのも見たくない。テレビも歌番組や女性と絡まないトーク番組しか観ないようにしています」
意外にも、お話を伺ったうち8割以上の方が“恋愛自体はOK”という見解でした。
しかしながら、諸手を挙げて賛成! というよりも「プロとしてファンの夢を壊さないこと」「隠し通してくれるなら」「相手による」といった条件付きで容認する、といった方が大半です。
また、「彼に対して疑似恋愛のような思いがあるので、恋愛はどうしても許容できない」という方もいらっしゃいました。