愛子さまは、オンライン授業で「画面を真っすぐに」
2018年7月、愛子さまは学習院女子高等科2年の夏休みにイギリスの名門私立・イートン校のサマースクールへ参加された。愛子さまが車で東宮御所を出発されたときは、窓を開け、満面の笑みで何度も会釈されていて、イギリスへの短期留学を心待ちにされていたことが、ひしひしと伝わってきた。
ご一家はイギリスとゆかりが深く、陛下はオックスフォード大学マートンコレッジで修学され、雅子さまは外務省入省後にオックスフォード大学ベーリオールコレッジへ留学されている。今後愛子さまも、英語圏やスペイン語圏へのご留学を検討されているかもしれない。
愛子さまは、大学のオンライン授業で画面を真っすぐに見られるようパソコンのセッティングに心を配られていると聞いたことがある。日本文学やスペイン語など、ご自身の関心をじっくりと深められ、日々をお過ごしになっているようだ。
陛下のネクタイ・シャツにスーツの色を揃えられた愛子さま
愛子さまが新年のあいさつのため、お一人で皇居へ向かわれるところをお見かけした時、ホワイトのジャケットに、パールネックレスとパールイヤリングをお召しになっていた。一連のパールネックレスとパールイヤリングを揃ってお召しになっているのを拝見したのは初めてのことで、今年20歳の誕生日という大きな節目を迎えられることを実感した。
陛下は誕生日会見で、愛子さまが成人を迎えられることについて、「早いもので今年の12月で成人を迎えます。愛子が誕生した時の会見でも申しましたが、孟子の言葉を参考にした『敬宮』『愛子』という名前には、人を敬い、人を愛してほしいという、私たちの願いが込められています。それは20年経つ今でも変わっておりません。今後、成年皇族として公務に当たっていくことになりますが、感謝と思いやりの気持ちを持って、一つ一つの務めを大切に果たしていってもらいたいと思います」と述べられた。
新年の天皇ご一家のご近影で、愛子さまはペールブルーのスーツをお召しになり、陛下がお召しになっていた濃淡のあるブルーのシャツとネクタイと色を揃えられていたようだ。ご一家でコミュニケーションをとられながら、両陛下が愛子さまのご成長をそっと見守られているご様子がうかがえた。