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「『うちのドンマインさんは…』などとおっしゃることもあります」

 上皇后美智子さまは、紀宮さまのご結婚を前にした2005年、誕生日に際した文書回答で「清子は、私が何か失敗したり、思いがけないことが起こってがっかりしている時に、まずそばに来て『ドンマーイン』とのどかに言ってくれる子どもでした。これは現在も変わらず、陛下は清子のことをお話になる時、『うちのドンマインさんは…』などとおっしゃることもあります。あののどかな『ドンマーイン』を、これからどれ程懐かしく思うことでしょう」と綴られ、上皇さまの退位後はこれまでよりも近しい家族の一人として、頼りになさっていることだろう。

2005年10月5日、告期の儀に臨まれる天皇皇后両陛下と紀宮さま(当時) 宮内庁提供

制服姿の愛子さまが笑顔で頬杖をついてポーズを

 近ごろ完成した学習院女子高等科の卒業アルバムに、制服姿の愛子さまが笑顔で頬杖をついてポーズをとったコラージュが掲載されていたという。「あいこ」という手書きのお名前とともに同じポーズをとったお小さいころの写真も掲載されていて、遊び心が感じられる。その他にも高等科2年の時の文化祭「八重桜祭」で愛子さまがポンポンを手にチアダンスを踊られたり、ダンス公演で司会をなさっている写真から、愛子さまが楽しい女子部時代を過ごされたことがひしひしと伝わってくる(「女性自身」2021年3月2日号)。

2020年10月24日、学習院大学に初登校された愛子さま ©JMPA

 現在、学習院大学は春季休業の期間だ。愛子さまは昨年4月の入学以来オンラインでの授業に取り組まれてきた。大学では2021年度の対面授業の実施方法や構内での活動の仕方が検討され、学内の人口密度を下げて開講数を制限しながら、対面授業も実施していくという。大学2年の春から、愛子さまのキャンパスライフも少しずつ始まっていくのだろうか。