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「鳥の糞が室内に…」妻殺害の44歳会社員に“家庭内トラブル” 母親を直撃《国立市・自殺偽装転落死》

genre : ニュース, 社会

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「亡くなった方のことを悪く言いたくないのですが…」

 警察の取り調べに対し高張容疑者は今も容疑を否認している。

 高張容疑者の母親は「文春オンライン」特集班の取材に応え、現在の苦しい心境を吐露した。

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「亡くなった方のことを悪く言いたくないのですが、確かに夫婦仲はあまりよくなかったようです。息子も『別れたい』と以前から話していて、アパートに帰るのも嫌がっていました。

『鳥を放し飼いにしていた』というのは完全に誤解です。手乗りインコを飼っていたのは私たちの家で、2人が一緒に暮らすようになってからは飼っていません。家でも籠の中に入れて、飛ばないように羽の処理もしていました。役所の人に見てもらったときも、『この飼い方なら問題ない』と言われています。

 貯金を使い込んだという報道も、少し違うように感じます。息子は長らく体調を崩し心の病気を患ってまともに仕事ができない状態でした。今週からやっと本格的に仕事に復帰することが決まって、孫娘の世話をどうするかについても相談もしていたのに、逮捕だなんて……。警察に連れていかれる時に、私たちには『心配ないから』と言っていましたが本当に不安。母の日に毎回プレゼントをくれる優しい子で、まさかそんなことはしていないと信じたいです」

Ⓒ文藝春秋 撮影/細田忠

 高張容疑者側と麻夏さん側の言い分は、大きく食い違っている。高張容疑者は3日、送検される予定だという。一刻も早い真実の究明が待たれる。

「鳥の糞が室内に…」妻殺害の44歳会社員に“家庭内トラブル” 母親を直撃《国立市・自殺偽装転落死》

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