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2、マウスポインタも操作可能、2台のデバイスを切り替えて利用できる

■「ThinkPad トラックポイント キーボード II」

「ThinkPad トラックポイント キーボード II」。直販サイト価格は税込15,950円

 作業の生産性をアップさせるには、快適にタイプできるキーボードは欠かせません。そうした観点で取り上げられる機会の多い高級キーボードには、REALFORCEやHHKB、FILCO Majestouchなどがありますが、今回はやや機能性を重視して、レノボから昨年発売された「ThinkPad トラックポイント キーボード II」を紹介します。

ThinkPadシリーズでお馴染みのポインティングデバイス「トラックポイント」を搭載

 これはレノボ「ThinkPad」シリーズでお馴染みの「トラックポイント」を搭載したキーボードです。指先の操作に慣れは必要なものの、ホームポジションに指を置いたまま、マウスポインタの移動や左右クリック、さらにはスクロールまでもが行えることから、その使い勝手に慣れてしまうと、他のキーボードが使えなくなるほどの快適さを誇ります。

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キー配列は一般的ですがフルキーボード(上)ではないためテンキー部分は付属しません
2台のデバイスを本体裏のスイッチで切り替えて使用可能。Androidにも対応します

 昨年発売されたこのモデルは、Bluetooth接続と、USBレシーバーによる無線接続の2つの接続方法に対応し、2台のデバイスを切り替えて使用できます。キーボードの打鍵感もThinkPadと同一で、WindowsはもちろんAndroidスマホでも使えるのが利点です。手前のパームレスト部が狭いのが唯一のネックですが、そのぶん持ち歩きやすいのが利点です。

 ちなみに同社の直販サイトは頻繁にセールを行うことで有名ですが、本製品は値引きされる機会はごくわずか、また金額的にも大幅な値引きは見込めません。発売以来、長らく入荷待ちとなっていたものの、昨年の暮れごろからようやく在庫が潤沢になってきたので、たとえ値引きがなくても、今が買い時と言ってよさそうです。