3、プライベートはもちろんテレワークにも、実用性と信頼性で選ぶ骨伝導ヘッドホン
■「AfterShokz OpenComm」
骨伝導ヘッドホンは、興味はあってもなかなか試す機会に恵まれない周辺機器の代表格と言えるでしょう。先端をこめかみ近くにあてがうことで、振動によって音が聞こえる骨伝導方式は、耳を塞がないため長時間の装着でも耳が痛くならず、周囲からは音が聞こえない特徴がありますが、独特の使用感は実際に使ってみなければ感覚的に理解できません。
このような、ユーザにとって未知のテクノロジを備えた製品を初体験する時によくあるのが、最初の製品で予算をケチって安価な品を購入してしまい、テクノロジ自体がいまいちなのか、品質に問題があるのか判断がつかなくなることです。その点、今回紹介するAfterShokzは海外でも定評のある骨伝導ヘッドホンのブランドで、信頼性は文句なしです。
そんなAfterShokzで昨年発売された新モデル「OpenComm」は、新たにマイクロフォンを搭載し、音楽などの鑑賞はもちろん、テレビ会議などにも適したヘッドセットへと生まれ変わりました。朝から晩までつけっぱなしにしていても耳が痛くならないのはもちろん、バッテリーも十分に持ちます。5分の充電で最大2時間利用できるため、いざという時も安心です。
Bluetooth経由でPCはもちろんスマホ・タブレットなど幅広く利用できるこの製品、マイクロフォンを搭載していることもあり実売価格は約2万円と従来モデルより高価で、値引きされる機会もほとんどありません。プライベートからビジネスまで利用シーンは幅広く、投資する価値は十分にあるだけに、あとは思い切るかどうかの問題と言えそうです。