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ダウンタウンとして出演すると、MCであり芸人モード

――浜田さんはピンでMCをされているときと、コンビでMCをされているときがありますよね。そこに何か違いはありますか?

ラリー まず、浜田さんが1人でMCをされるときは、浜田さんが他のタレントにツッコんで笑いを取る流れがメインですよね。言ってみれば、最後は浜田さんが自分でシュートを打って終わる。

 例えば『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)だったら、スポーツ選手がオチのない話をしたとしても、ちょっとふざけた感じでツッコんで笑いにすることでそこにオチをつけてあげる。そういう一連の流れを含めて、MC・浜田雅功としての役割はパッケージングされていると言えます。

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――では、ダウンタウンとして出演しているときは?

ラリー 『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)などでは、最終的なゴールは松本さんに任せられます。ですから、浜田さん自身がオチをつける、締めるということにこだわらずにいられるんです。

「最後は松本がボケて終わればいい」という相方に対する絶大な信頼があり、その分、「自分で全部引き取らなくていい」という余裕があるんじゃないでしょうか。

 ですから、ダウンタウンとして出演している浜田さんは、MCでありながらも芸人モード。要は、ボケである松本さんを活かすツッコミとしての浜田雅功なんです。対して、松本さんがいない1人のときは、MCや司会者としての色が強い。

©共同通信社

――ピンかコンビかでMCとしての色が違うというのは、多くの番組に起用される要因の気がしますね。

ラリー そうですね。お笑い番組以外にも、例えばクイズバラエティなど幅広い番組に対応できる点が強みと言えます。芸人はもちろん、芸人じゃないタレントも同じように面白おかしく活かせる。