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《独占直撃》ノーパン刑事から衆院選出馬へ 元グラドル・森下千里に父親が「39歳になって結婚もせんかったから…」

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「ノーパン刑事」で女優挑戦。最近はピラティス教室も

 実際に森下は20代後半からグラビアの傍ら様々なジャンルに活動の幅を広げていた。「焼肉小倉優子」などグラドルがプロデュースする焼肉店が流行すると09年に埼玉、大阪、兵庫で「焼肉とチーズフォンデュの店 焼肉森下千里」をオープン(現在は閉店)。

2019年久しぶりにグラビア撮影をしたと報告 本人インスタグラムより

 同年にはDVD「月刊森下千里/ノーパン刑事~私がノーパンになった理由~」で女優に挑戦。ノーパンがポリシーの女刑事役を熱演した。翌年、ゴルフウエアをプロデュ―ス。15年には初の書き下ろし恋愛小説「倍以上彼氏」(河出書房新社)を執筆して小説家デビューもしている。最近では都内にピラティス教室をオープンさせ、経営者としての顔もみせていた。

月刊森下千里 ノーパン刑事『私がノーパンになった理由』

 しかし、2019年末に突如、芸能界引退を宣言。自身のブログで2019年12月31日に所属事務所との契約を解除したことを直筆の書面で発表した。

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《わたくし森下千里はビクターミュージックアーツとのマネジメント契約を解約し、これまでのお仕事から離れることを報告させていただきます。東京に来て18年。今の私があるのは皆様のおかげだったと心から感謝しております。もう充分に幸せだったと思う気持ちがこの決断へと導いてくれました。これからはメディアを通じてではなく、ひとりの人として、出会った人たちを笑顔にするそんな人生を歩んでいきたいと思っています。本当にありがとうございました》

事務所との契約を解除したことを報告した直筆の書面

「幸せだった」と振り返り、芸能活動を終えた森下。今回、裸一貫で、政治家という茨の道を進むことを決意したようだが、前述のとおり、出馬予定の宮城5区では厳しい戦いが予想されている。愛娘の政治家転身を名古屋に住む父親はどう受け止めているのだろうか。

 取材班は急遽、名古屋に飛び、森下の父親に話を聞いた。