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 ここまでなら、さほど大ごとにならずやり過ごせたかも知れない。現地メディアも当初は、「ユンホなら大目に見るべき」「次から注意すればいい」(「女性朝鮮」3月10日付)などの声が集まっていることを伝えていた。世論が同情的だった理由は、ユンホが培ってきた真面目で誠実なイメージのためだ。

真っ白な画像とともに謝罪メッセージを寄せたユンホのインスタグラム

 なかには「ほかの芸能人ならともかくユンホはすごく正直な人だから、この程度は見逃してあげなきゃ」(「亜洲経済」3月10日付)というコメントも紹介されていた。

ホステスが接待「違法な会員制クラブ」だったとの報道も

 だが風向きが変わり始めたのは、3日後の3月12日から。同日夜の報道番組「MBCニュースデスク」で、ユンホがいたのはただの飲食店でなく違法な会員制クラブ(ホステスの接待を伴う飲食店)だったとの報道が飛び出した。

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東方神起のユンホ ©AFLO

 SMはこの報道の直後、「(ユンホは)防疫規則を破ったこと以外、誤った行動は絶対にしていません」と発表。相談があるという友人に呼ばれて初めてその店を訪れただけで、女性従業員の同席は全くなかったと説明した。なお番組では取り締まりに赴いた警官らとユンホの知人らがもみ合いになった、またユンホが現場から逃走しようとしたとも報じられたが、これはすぐ警察当局に否定されている。SMによるとユンホは警官らの職務執行に協力し、身分確認の後すぐ帰宅したそうだ。

「飼い犬遺棄」疑惑に飛び火

 ユンホへの失望の声が高まるなか、翌13日になってネットコミュニティから全く新しいスキャンダルが持ち上がった。ユンホが過去に飼い犬を捨てたのではないか、という疑惑がそれだ。

 火種は、2012年にMnetで放送されたトーク番組「ビートルズコード2」での発言。それによるとユンホは2008年に飼い始めたシベリアンハスキー犬の仔犬を、「大きくなるにつれ周囲から苦情が来るようになった」との理由で訓練学校へ送ったそうだ。

 それからもう3年経っているというので司会者に「捨てたんでしょう!」と突っ込まれたが、ユンホは「絶対に捨てたわけじゃありません」と釈明していた。しかしネットではいまになって、「飼い始めた仔犬を1年で訓練学校に送り、その後12年間ずっと音沙汰なし」との投稿が拡散して炎上。「自粛破り」「違法クラブ訪問」に続き、「飼い犬遺棄」でも叩かれることになってしまった。