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“NiziUの先輩”人気グループが7年目で「事実上解散」に追い込まれたのはなぜか《J.Y.Parkと険悪に?》

2021/01/28
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 NiziUの成功で日本の音楽業界に大きく食い込んだ韓国の芸能事務所、JYPエンターテインメント(以下JYPE)。

 同じく所属グループのTWICE、Stray Kidsなども、日韓ほか各国のK-POP市場で大きな支持を集める。またNiziUを輩出したオーディションプログラム「Nizi Project」のアメリカ進出、日本での男性版「Nizi Project」など、新しい事業プランも常に注目の的だ。

J.Y.Parkがプロデュースした人気グループはなぜ“解散”に追い込まれたのか? ©getty

 ところが今年1月11日、そんなJYPEの株価が約5%下落するひと幕があった。理由は、所属グループのGOT7との契約満了が同日に発表されたこと。各メンバーの移籍は昨年末から噂されており、それが公式に認められた形だ。

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 GOT7は、2014年1月デビューの男性7人組。4人の韓国出身者のほか、アメリカ、中国、タイ出身のメンバーからなる多国籍グループだ。

 日本では、2019年2月にアルバム「I WON’T LET YOU GO」がオリコン週間アルバムランキングで初登場1位。また2020年4月発売のアルバム「DYE」も、韓国のgaonチャートで同月の月間1位を獲得している。プロデュースはNiziUと同じく、JYPE創立者で同社のクリエイティブ総括責任者J.Y.Parkだ。

“実質的な解散”となったGOT7 ©AFLO

 JYPEとの契約満了後は、メンバー各自が演技や音楽など別々の道を歩むとの見方が優勢。再び集まったとしても、権利上の事情でGOT7のグループ名が使えない可能性もある。つまり実質的な解散と考えたほうが早いかも知れない。

「7年目」の脱退や解散が多いK-POPアイドル

 GOT7の契約満了を巡って日韓のメディアで話題に上っているのが、韓国メディアでいう「魔の7年」または「7年ジンクス」。K-POPグループの多くがデビュー7年目を迎えると同時に、メンバー脱退や解散に見舞われることだ。

 ただしジンクスといっても、別にオカルトの類ではない。韓国では歌手と所属事務所の契約期間が「最長7年」とされている、というのがその理由だ。