J.Y.ParkがGOT7メンバーのフォローを外す
そのほか男性グループBIGBANGは、デビューから15年もの間一貫してYGエンターテインメントに籍を置いている。彼らも、事務所との強い結びつきを窺わせる数少ないグループの1つだ。
しかしそんなBTSやBIGBANGと異なり、JYPEとGOT7の関係は必ずしも良好でなかったとする声も少なくない。
昨年11月30日には「ハフポスト韓国版」が、GOT7のファンがJYPEを激しく非難しているとの記事を公開。それによると同日にGOT7のアルバム「Breath of Love: Last Piece」が発売されたが、JYPEはほかの所属グループに比べて明らかに事前プロモーションが消極的だったという。GOT7のファンの間では、かねてからそうした不満が募っていたようだ。
また今年1月6日には、プロデューサーのJ.Y.Parkがメンバーのうち3人及びGOT7全体の公式アカウントをInstagramのフォローリストから外していたことが判明。メンバーの側もJ.Y.Parkとグループで撮った写真、またJ.Y.Parkの曲をカバーする動画を削除するなどしていたことが分かり、ファンを騒然とさせた。
メンバーの父親も認めた?
1月10日にはまた、ファンの不満をメンバーの父親が事実と認めるような発言を行っている。発端は、英語圏のK-POP情報サイト「allkpop」が同日公開したファンの投書だ。
書き手はJYPEがGOT7を不当に扱っているとして、プライベート映像でスタッフに冷遇される様子、前述のアルバム「DYE」のプロモーションがわずか2週間しか行われなかったなどの例を指摘。またアルバムのリリース間隔が空きすぎて、7カ月も無職状態だったというメンバーの声も紹介した。
この投書に対してメンバーの1人マークの父親が、Twitterで「The truth......」(事実)というリプライを投稿。ファンの間では投書の内容が裏づけられたとして、いっそうJYPEへの不満を募らせる結果となった。
JYPE、そしてJ.Y.ParkとGOT7間の不和説を巡っては、韓国紙「文化日報」(2021年1月13日付)が次のような見方も紹介している。多国籍グループのGOT7は母国での活動を盛んに行っているメンバーも複数おり、「彼らの個別的な要求を会社が全て受け入れるのが難しかった可能性が大きい」とのことだ。
同じJYPEのアイドルでは、日本でもおなじみの女性グループTWICEが来年10月にデビュー7周年を迎える。彼女たちは、現在の人気とJ.Y.Parkとの関係を維持して無事に契約更新を迎えられるのだろうか。
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