「留学のための活動休止」として先送りにしていた
「実際は圭人くんは2018年6月末にグループ脱退を発表する予定でしたが、『週刊文春』(2018年6月21日発売号)で脱退報道が出たことを受けて、留学のための活動休止ということにして問題を先送りした経緯があります。活動休止とはいえ当初から復帰の見込みは極めて低く、グループ脱退が既定路線でした。
そして昨年の夏にアメリカの演劇学校を卒業してからもグループ活動に戻るそぶりはありませんでした。昨年のジャニーズは中居正広(48)、手越祐也(33)、山下智久(35)ら大物の退所が相次ぎ、期待されていた若手グループのMADEも解散してメンバーの秋山大河が事務所を去りました。2021年に入っても長瀬智也(42)、森田剛(42)らの離脱が止まらず、それがどうにか落ち着くのを待って圭人くんの脱退発表になったのではないかと言われています」(芸能関係者)
しかし岡本圭人は「Hey! Say! JUMP」を脱退しても、当面はジャニーズ事務所に在籍を続けるという。その事態に、ジャニーズらしからぬ特別扱いだという声が上がっている。
岡本圭人が留学を終えた直後から、父親が代表を務める塗装会社の取締役に就任していることを「週刊女性PRIME」が報じていた(2021年1月)。当時、ジャニーズ事務所は「タレントのプライバシーに関する事項ですので、詳細の回答は差し控えますが、ご質問の会社に関して、当社は以前から報告を受けておりますところ、副業にはあたらないと判断いたしております。よって、処分などの予定はまったくございません」と回答していた。
「ジャニーズ事務所は副業を禁止しているので、報告を受けているとはいうものの、かなり異例の処遇なのは確かです。本来なら2018年に辞めさせられていてもおかしくない立場だったのに留学を認められたことも含めて、やはり父親の力が大きいのでしょう。とはいえ、ジャニーズ事務所に残留しても国内で大きな仕事が舞い込む見込みは低い。今回は退所には至りませんでしたが、本人の意志がジャニーズの外での活動に向いていることは間違いないでしょう」(同前)
「Hey! Say! JUMP」のファンはグループへの復帰を待望していたが、その声が届くことはなかった。岡本圭人はどこへ行くのだろうか。