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事前に打ち合わせた“できレース”

「『報道が過熱するとは思いませんでした』と文書にあった通り、小室さんは、時間がたてば金銭問題が話題になることもないだろう、と考えていたのではないでしょうか。

 小室さんにとって大きなターニングポイントは、秋篠宮さまの昨年11月の誕生日会見で『目に見える形』での説明を求められたことです。

 この時点で、秋篠宮さまも、結婚に強く反対していた紀子さまも、結婚を容認する姿勢にかわっていたそうです。そして、眞子さまが相談に乗られて、今回の文書が作成されました」

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眞子さま

 文書が報道各社に送られた4月8日の午後には、宮内庁長官の定例会見があった。この小室さんの文書について、長官は「非常に丁寧に説明されている」と評価した。

 さらに翌9日には、皇嗣職大夫が定例会見で、文書について「今回発表された文書を読まれて、いろいろな経緯があったことを理解してくださる方がいらっしゃればありがたい」とする眞子さまのコメントを発表。金銭トラブルが報道されたタイミングで眞子さまは小室さん側から相談を受けており、これまでの対応も、眞子さまの意向が大きかったと続けた。そして秋篠宮ご夫妻についても、「小室家側が、この問題を解決するために行ってきたいろいろな対応が、“見える形”になるよう努力したものと受け止めて」いらっしゃるようだとした。

 8日の午前に文章発表、その日の午後に長官会見、そして翌日の皇嗣職大夫の会見で秋篠宮ご夫妻のご様子に触れるなど、あまりに流れがよく、宮内庁担当記者からは「事前に打ち合わせた“できレース”だ」という声も聞こえた。

 近く、小室さんの代理人弁護士は、宮内記者会に、文書について説明をする予定だという。宮内記者会にも結婚を容認する雰囲気ができつつあり、今後は結婚の日取りをめぐって取材が過熱しそうだ。