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谷原章介48歳が明かす妻の本音「外面がいい!また好感度あげてふざけるなっ!」

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 俳優として、数多くの映画、ドラマ、舞台への出演の一方で、「パネルクイズ アタック25」「きょうの料理」「うたコン」などの人気番組の司会も手掛け、さらにこの春から朝のニュース情報番組の司会としても活躍する谷原章介さん。スマートで物腰柔らかな佇まいの裏には、若い頃からの様々な経験や苦労があった。

谷原章介さん

「高校時代に、一生分サボりました(笑)」

 中学入学時は背が小さくて143センチくらいだったんですが、クラスの中の身体の大きい子と仲がよくて、その威を借りて、やりたい放題やっていたんです。でもある日、転校生が来て、僕よりも、その子と仲良くなり……。気が付いたらクラスのみんなが、手のひらを返したように、僕と口をきかなくなったんです。

 その時に初めて、いじめられる側の気持ちが分かったし、実力もないのに調子に乗っていたらこうなるんだな、と身に染みて分かった。辛い経験でしたが、中学時代にそう気付けたことが、その後の人生にとても役立っています。

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 地元の公立高校に進学しましたが、大学みたいに校則のゆるい学校。中学時代に頑張った反動で、勉強する気がなくなり、最低限の出席日数と成績だけをとって、毎日、大倉山駅前のゲームセンターに入り浸っていました(笑)。 夏休みには、友達や先輩の家を泊まり歩き、音楽やギターを教えてもらったり。先輩から、いろんな遊びを教えてもらいましたね。

高校の入学式の日

 美術も好きだったので一時は美大の受験も考えましたが、お金に余裕もなく浪人はできないし、結局、一番お金のかからない学校に行こうと、当時一番学費が安かった「セツ・モードセミナー」に入学。その後、スカウトされてモデルの世界に入りました。

 高校時代に遊びまくって、一生分、サボったので、仕事をしてからは、ずっとサボっていません。病欠も一度もないくらいです(笑)。