1ページ目から読む
3/3ページ目

個性的なスマホを探している人におすすめ

 一方で、ユーザによっては気になるかもしれないのが、ボディの厚みです。本製品は、フットプリントこそコンパクトなのですが、そのぶん16.5mmと、一般的なスマホの2倍近い厚みがあります。

 これは長時間駆動を前提に、2,000mAhものバッテリーを搭載したことによるものです。ボディの面積を広げられないぶん、厚みを増やすしかなかったというわけです。現在使用しているスマホとまとめてポケットに入れると、どうしてもその膨らみが目立ちます。

 とはいえ、本製品の高いスペックは、この潤沢なバッテリー容量があってこそのもので、ここをケチると実用性がガクンと下がるだけに、致し方ないところです。また片手にすっぽり収めるように持つ場合、この厚みのおかげでホールド感がむしろ向上しており、決してマイナスばかりというわけではありません。

ADVERTISEMENT

iPhone 12 mini(左)と比べても約2倍の厚みがあります
カメラは発色がやや微妙ですが、日常のスナップや、メモ用途であれば十分に使えます

 そんな本製品は、日本向け直販サイトでの価格が219.99ドル、日本円で約2万5000円で手に入ります。サブで使えるスマホの購入を検討しているが、メインで使っているスマホとは違った何らかの特徴を持ったスマホが欲しい、でも予算は限られているという場合に、有力な選択肢と言えます。

 3月からスタートしたキャリア各社のオンライン専用格安プランの導入で、スマホの契約のハードルが低くなり、新規の契約を検討しているという人も多いはず。フルスペックかつ個性的な本製品は、そうした人にもおすすめできる一台です。