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コロナ禍で「手遅れ」が増加…失明につながる本当に怖い「目の老化現象」とは――2020 BEST5

2021/05/11

2020年(1月~12月)、文春オンラインで反響の大きかった記事ベスト5を発表します。ライフ部門の第4位は、こちら!(初公開日 2020年12月27日)。

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 新型コロナウイルスの感染拡大が、様々な形で私たちの健康にダメージを及ぼしています。

 このウイルスの感染症(COVID-19)の脅威はもちろんですが、ウイルスへの感染を恐れて、あるいは医療機関の側の受け入れ態勢の事情により、「本来なら受診する患者」が受診できない状況が広がっているのです。

新型コロナウイルスの影響で街の人通りも減った ©iStock.com

 今回紹介するのは「目」の症状。いわゆるコロナ禍によって受診を手控える人が増える中、ある病気の早期発見が遅れ、失明につながるリスクを高めている、というのです。

 その病気とは、「網膜剥離」。詳しく見ていきましょう。

 視野の一部がチカチカとまぶしかったりゆらゆらと揺れて見える人、突然閃光が走るような感覚を覚える人、目を閉じたときに光を感じる人、飛蚊症がある人、そして近視の人は、ぜひこの記事を最後まで読んでください。

失明の可能性も…網膜剥離はどうして起こるのか

「網膜剥離」とは、目の「光を感じる機能」が低下し、最悪の場合は失明してしまう眼科の重大疾患だ。

 この網膜剥離がどうして起こってしまうのか。それを理解するために、眼球の構造をおさらいしておく。