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深田恭子や石原さとみは何度か“キャラ変”済

 栄枯盛衰が著しい芸能界で、長年、第一線で活躍することが非常に難しいのは言わずもがなでしょう。

 ブレイクしてドラマや映画の主演女優の座を射止めるのもすごいことですが、そこからランクを落とさずに5年、10年と活躍し続けられるかどうかはまた別の話。一時期スポットライトを浴びることと、10年以上スポットライトを浴び続けることは、ひとつ次元が違う話のような気がします。

『大豆田とわ子と三人の元夫』ツイッター公式アカウントより

 

 ここで、20年以上メジャー作品の主演やヒロインを演じ続けている深田恭子さん、15年以上主演やヒロインを演じ続けている石原さとみさん、2人の現在までのキャラ変の足跡を軽く振り返ってみましょう。

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 実は深田さんや石原さんは、初めから現在のようなイメージで売っていたわけではなく、自身の年齢に合わせて何度かのキャラ変を経て、今の地位を築いています。

 深田さんは、10代の頃は等身大ギャルキャラ、20代前半頃は不思議ちゃんキャラ、30代ではカッコかわいい大人キャラへと変えてきた歴史があります。

『大豆田とわ子と三人の元夫』インスタグラム公式アカウントより

 

 石原さんも、10代の頃は純真無垢な清純派キャラでしたが、20代の後半頃は天然風の小悪魔キャラ、30代ではモテのカリスマキャラと、年齢が上がるごとにキャラ変してきています。

 深田さんや石原さんは、初期のイメージをそのまま維持し続けることに限界が訪れ、その都度アップデートすることで時代の流れに自身を適応させてきたのでしょう。

 けれど松たか子さんはブレイク当時の清純派像を継承し、今なお、上品で清廉なパブリックイメージがありますよね。

 優劣をつけられるものではないですし、キャラ変して第一線で活躍し続ける深田さんや石原さんもすごい才能ですが、四半世紀もキャラ変せずに第一線にい続ける松さんは、やはり驚異的です。