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あっちゃんのライバルは、メジャー作品の名バイプレイヤーに

 大島優子(32歳/AKB48卒業:2014年6月)

大島優子さん ©️文藝春秋

 第1回・AKB選抜総選挙で2位だった大島さん。

 前田さん同様、卒業後は女優業メインにシフトした大島さんは、映画『紙の月』(2014年)では三番手キャストとして日本アカデミー賞優秀助演女優賞の受賞や、ドラマ『ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~』(2015年/TBS系)主演などで実績を積んでいました。

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 昨年はドラマ『七人の秘書』(テレビ朝日系)、今年はドラマ『神様のカルテ』(テレビ東京系)といった話題作にレギュラー出演。現在放送中のドラマ『ネメシス』(日本テレビ系)でも、主要キャストとは言えないまでも主人公たちの仲間の医師役で出演中です。

 主演やヒロインに抜擢されることは減っているものの、メジャー作品の名バイプレイヤーとして活路を見出したのは英断だったのではないでしょうか。

 また、2017年8月から1年2ヶ月、アメリカに語学留学していましたので、海外作品出演も視野に入れているはず。初代・神7のなかでグローバルな活躍ができる可能性を一番秘めているのは彼女かもしれないですね。

長身スレンダー“まりこ様”は、ファッション業界を離れ女優に転身?

 篠田麻里子(35歳/AKB48卒業:2013年7月)

 第1回・AKB選抜総選挙で3位だった篠田さん。

 プライベートでは2019年2月に一般男性と結婚し、2020年4月に第一子出産を発表しています。

 長身スレンダー体型でファッションモデルとしても活躍していた篠田さんは、グループ在籍中の2012年12月、デザイナー兼プロデューサーとしてアパレルブランド「ricori(リコリ)」を立ち上げます。自身のブランドをオープンさせたことは、卒業後はファッションアイコンとしての仕事を主軸にしていく布石かと思われていました。

篠田麻里子さん本人のインスタグラム

 

 しかし、ルミネエスト新宿(東京)や心斎橋オーパ(大阪)といったファッションビルに出店していた「ricori」は、なんと2014年7月に全店舗閉店。立ち上げからわずか1年半強でブランド終了となる憂き目に……。

 近年はアパレル関係の仕事からはやや遠ざかっている印象ですが、昨年は映画『カイジ ファイナルゲーム』に出演。2021年9、10月上演予定の舞台『醉いどれ天使』の出演も発表されており、育児に奮闘しながらも女優業は継続していくようです。