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【26歳容疑者逮捕】《茨城一家殺傷》かつて釣堀を営んでいた”平和な一軒家”はなぜ狙われたのか

【26歳容疑者逮捕】《茨城一家殺傷》かつて釣堀を営んでいた”平和な一軒家”はなぜ狙われたのか

genre : ニュース, 社会

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現場の前には多くの釣り客が訪れる釣堀が

 光則さんは実家のクリーニング店を営んでいたが、引っ越しを機に会社勤めをするようになった。美和さんは郵便局に勤めていたという。

 この働き者で評判のよい夫婦の一軒家は、雑木林と田畑に囲まれている。一見、地元住民しか知らなそうな田んぼの脇を走る農道の奥に小林家はポツリとある。美和さんの両親は、かつて鯉の釣堀と金魚の養殖を営んでいた。

 現場の目の前にも地元で人気の大きな釣堀があり、県外からも多くの釣り客が訪れ、土日は100人を越えるという。

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現場の目の前にある釣堀には県外からも大勢の訪問客があるという ©文藝春秋

「ちょうど、小林さんの家の前が大きな木陰があるから、平日もたくさんの車が駐車して昼間は不審車両があってもなかなか気付かない。このあたりは10年前にトラクターや農具の泥棒が相次いだり、車の盗難なんかは4、5年前に何度かあった。けど、殺人事件は初めてです。早く捕まってほしい」(同前)

 茨城県警は小林家の交友関係を調べるほか、周辺の防犯カメラ映像を確認するなど捜査を進めている。24日には情報提供ダイヤルを設置した。

©文藝春秋

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